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神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市の堺にある大山(標高1,252m)は、日本三百名山に入り丹沢大山国定公園となっており、観光地で有名、神奈川県の北西に位置しています。
日頃から登山経験なし(初心者・初級者)の方は、「丹沢大山登山!」丹沢大山国定公園にもなっており、観光なのか登山なのか迷う場所でもあると思います。
登山装備なしで行った場合どうなるの?と思われる方もいるはずです。
どこまでが観光?これより先は登山!と区切ることができれば、楽しい大山巡りとなるはずです。
実際に装備なしでどこまで有効なのか行ってきましたので、初心者の行く前の心得としてご案内したいと思います。
また、口コミ、おすすめなど含めてより攻略できるよう調べましたので、大山登山・大山観光を満喫できると思います。
大山(おおやま、だいさん、だいせん:神奈川県)
【ハイキングマップ】
初心者の方は、どうのように行くのか参考になるマップです。
すごく丁寧に書かれているので、おすすめの案内図です。
(大山ケーブル駅に掲げてあります)
一番近い第二駐車場→こま参道(全長約700m362段)→大山ケーブルカー→阿夫利神社下社(標高678m)→大山ケーブルカー途中下車→大山寺お参り→大山ケーブルカー→こま参道(お土産)→駐車場
往復時間:約2時間
超初心者で観光目的と決めておけば、これだけのルートでも十分満喫できると思います。
おすすめルート
【ルート分岐点】
こま参道を通り抜けると、ケーブルカーを利用するのか、男坂、女坂にしようか?どうのようにして阿夫利神社下社(678m)まで行くのか悩むはずなのでご案内します。
大山ケーブル駅(標高400m)→阿夫利神社下社(678m)、高低差278mをどのルートで上がるのかとなります。
・ケーブルカーを利用する(大山寺駅2分)+(阿夫利神社駅4分)計6分
・男坂から上がる(30分)
・女坂から上がる(20分歩き大山寺、さらに20分)計40分
看板にはそれぞれの時間が掲げてあります、この3つのルートをもう少し詳しくご紹介します。
【大山ケーブルカーを利用した場合】所要時間:6分
所要時間は6分で阿夫利神社下社まで行けるので非常に便利です、高低差278mを座った状態で移動してくれるのは非常に便利でお勧めです。
こま参道を過ぎると大山ケーブル駅が右方向にありケーブルカーに乗車できます。
・料金(2018年6月)
阿夫利神社まで(終点) | 大人:12歳(中学生)以上 | 小児:6歳(小学生)以上 |
往復 | 1,100円(通常時) | 550円 |
片道 | 630円 | 320円 |
注意:繁忙期の場合は往復料金が140円高くなり、1,240円となります。
繁忙期(はんぼうき)は、ゴールデンウィーク、11月の紅葉時期、土日祝が該当するようです。
終点までの乗車券で途中下車できます。(大山寺)
阿夫利神社駅は標高は海抜678mとなり、634mのスカイツリーよりも高い位置になります。
大山寺まで(途中駅) | 大人:12歳(中学生)以上 | 小児:6歳(小学生)以上 |
往復 | 600円(通常時) | 300円 |
片道 | 350円 | 180円 |
注意:繁忙期の場合は片道料金が80円高くなり、680円となります。
電子マネー
PASMO、Suica、Kitaca、TOICA、Manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんの電子マネー利用可能です。
※Pitapaは利用できないので注意が必要です。
丹沢大山国定公園大山ケーブルカー(大山観光鉄道株式会社)の駅にはチャージ機はありません。
・時刻表(大山ケーブル駅(始発)・阿夫利神社駅(終点)とも同じ時刻で発車します)
時刻表以外に臨時列車(増発)が運転される場合があります。
最終運転時間(平日)16:30です、間違いないよう気をつけてください。
平 日:9:00~16:30
土日祝:9:00~17:00
【大山寺駅:ケーブルカー途中駅(1駅だけ】
途中駅である大山寺の時刻表はどうなっているのでしょうか?
大山ケーブルカー(上下線)がすれ違うための駅と大山寺の観光に設けられております。
まずは、時刻表です。
大山寺駅から乗車する場合の時刻表
始発の大山ケーブル駅から2分経過した時刻表と終点の阿夫利神社駅からも2分経過した時刻表です。
考えますと00分20分40分を9時~16時代まで繰り返し、大山寺駅からはプラス2分と覚えてしまえば、移動関してに幅広い余裕ができると思います。
次は運賃です。
片道運賃
片道料金:大人630円 小児320円(大山ケーブル駅~阿夫利神社駅)大山寺駅で途中下車可能と一般利用方法です。
しかし女坂を通り、大山寺まで徒歩(ハイキング)で移動した場合、途中駅の大山寺駅から乗車した場合の運賃はいくらになるのでしょう?
大山寺駅からの片道料金:大人350円 小児180円となりあれ!と思いませんか?
大山寺駅から移動すれば、片道料金大人の場合630円ー350円=280円、小児の場合320円-180円=140円お得になるのです、これはかなりおすすめとなります。
途中駅ですから阿夫利神社駅終点方向、大山ケーブル駅始発方向どちらも同額となります。
2018年6月現在の運賃です。
運賃も安くなることがわかれば途中駅である「大山寺駅」からの大山ケーブルカー乗車おすすめの観光ルートだと思います。
・注意しなければならにこと2つ(大山寺駅)
1つ目
途中下車した場合、同じホームから乗ればいいやと思っている方、残念ですがハズレです。
大山寺駅は、中間にある途中駅ですが注意してほしいことがあります。
乗車するのにどちらのホームで待っていればよいのか実は判断しなければなりません。
1番ホームそれとも2番ホーム誰もが一度悩むことになります。
案内表示を見てみましょう。
のりば案内
「線路にロープがある方が上り」 阿夫利神社駅方面
「線路にロープがない方が下り」 大山ケーブルカー駅方面
そうなんです、線路のロープで上りか下りを判断し1番ホームで待っていればよいのか、2番ホームへ移動しなければならないのか判断します。
線路中央部にロープと滑車が見えると思います、大山寺駅でロープがある方が上りですから、手前の線路は下りとなります。
となりどちらのホームで待てばよいのか理解できたと思います。
これだけと不安がありますが、よくみると2番ホームだけ表示板があるので確認すると安心です。
小さいですが、電光掲示板が設けてあります、「下りは1番」と2分毎にアナウンスされていますので、上るのか下るのか判断できると思います。
上り:阿夫利神社駅
下り:大山ケーブル駅
これで1つ目の注意しなければならいことは解消できたと思います。
2つ目の注意点
乗車券なしで途中乗車する場合だけ電子マネーの清算はできません。
大山寺駅(途中駅)から乗車した場合は、下車した後は現金だけの清算となります。
繁忙期の料金も、大人350円 小児180円変わらない料金ですので大山寺駅から乗車したほうがお得で安くお勧めです。
2つ目の大山寺駅からの注意することでした。
【大山ケーブルカーが混雑する時間帯】
ケーブルカーの始発時間は、9:00発ですので、上記画像は8:30頃の様子です。
階段を上り右手が改札口ですが門に鍵がかかり入場できません、9:00に乗車したい方々がぞくぞくと並び始めております。
行きの場合、混雑するのは9:00発です。
定員になれば乗車できず、次の20分後を待つしかありません。
8:45~8:50ぐらいでしょうか、門が開き切符を購入できるようになります、注意したいのは開錠まで構内トイレも使用できないのでご注意ください。
帰りのケーブルカーの混雑する時間
15:00以降、阿夫利神社駅から下るケーブルカーは混雑する傾向があります。
定員100名と記載されていますが、実際のところ途中駅でもある大山寺駅から乗車する人のことを考えているようなので頂上の阿夫利神社駅からの定員は80名くらいだと思います。
改札口では、カウントしながらの乗車です。
6月の日曜日15:00発に阿夫利神社駅から乗車し、途中駅の大山寺駅で下車、15:22発の大山寺駅から乗車を試みましたが、どちらのケーブルカーもほぼ満車状態でした。
ザックがかさばり身動きとれないままの6分間(乗車時間)です。
観光者と登山者が混ざるケーブルカーです、定員数も決まっているので乗り遅れないことが重要です。
20分間隔での運行ですから、早めの行動が必要です、最終(平日16:30、土日祝17:00)。
【大山ケーブルカー概要】
昭和6年に開通し営業していたが、戦争のため昭和19年線路、車両が取り外されて廃止となりました。
その後、地元や参拝客の要望により昭和40年7月に復活開業となり現在に至っています。
線路長さ:786m
レール幅:1,067mm
車両傾斜角度:平均22度(最急勾配25度30分、最緩勾配14度30分)
車両数:2両
車両定員:100人+1人
車両重量:8.73t
ロープ直径:36mm(フラット形ストランドロープ)
ロープ破断力:79.4t(耐えられる重さ)
ロープの長さ:851m
モーター出力:150KW
運転速度:毎秒3.5m
所要時分:6分
大山ケーブルカー回数券
購入日より3ヶ月間有効で12枚綴りで販売されております。
回数券(片道):6,300円
通常片道料金630円×12枚=7,560円 1,260円お得になります。
団体6名で行く場合、往復で12枚利用し一人1,050円、通常時往復料金が1,100円ですから50円お得になります。
繁忙期の場合は、1,240円ですから190円お得になりおすすめです。
障害者割引き運賃
障害者手帳を提示すれば割引き運賃で乗車できます。
大山ケーブル駅~阿夫利神社まで
片道:大人320円 小児160円
往復:大人640円 小児320円
大山ケーブル駅~大山寺 阿夫利神社~大山寺まで
片道:大人180円 小児90円
往復:大人360円 小児180円
団体割引き
25名以上なら(普通団体運賃、学生団体運賃)が設けられています。
ペットの持ち込み
大山ケーブルカーを利用するには、ペット類の持込みにはキャリーケージへの収容が必要ですと掲げられています。
数に限りはあるようですが、小動物用のケージを無料で借りることができます。
ペットは手回り品として料金が発生します。
片道:210円
往復:410円
・AED設置
自動体外式除細動器を始発の大山ケーブル駅、終点の阿夫利神社駅に1台ずつ設置されています。
こちらも覚えておいてよい情報だと思います。
・大山ケーブルカーの運休
こちらで運休情報がわかります、平日が多いので気をつけてください。
大山ケーブルカー 運休日詳細はこちら
大山ケーブル駅からケーブルカーで阿夫利神社駅までの移動は6分ですから山頂目指す方にとっては、おすすめする移動手段となります。
分岐点での男坂についてご案内します。
【男坂ルートはどのような道なのか?】
こま参道を通り、大山ケーブルカー乗り場(右方向)ではなく、真っ直ぐ進みます。
右手方向見えるのは、「大山ケーブル駅」です。
さらに進むと分岐点「左手方向が女坂、右手方向が男坂」となります。
「女坂」「男坂」のスタート地点です。
男坂はどんな坂なのでしょう。
追分社 八意思兼神社(やごころおもいかねじんじゃ)が出迎えます。
右手方向に見える階段を昇ります。すごい急坂なので、あきらめて女坂へ行く方もいます。
ひたすら石段の階段と踊り場が待ち受けており、心拍数が上がり疲労との繰り返し、休憩しながらの徒歩移動となります。
男坂はすべて急坂なので息が荒くなります、石段ばかりの道なので撮影ポイントも少なく、上れば石段、その先も石段と続きます。
其ノ十六、緑が覆われ景色も見えない状態での登り坂(男坂)は唯一頼りになるのは、案内標識です。
ケーブルカーの音と沢の音は聞こえますが、安心できるのは看板表示だけです、あと半分とわかる状況、石段がまだまだ続きます。
運がよければ、鹿が見れる場合もあるようです。
其ノ三十一までくるとゴールは近くなり見えないゴールの思いから開放され、あと少しという気持ちになります。
傾斜が急で石段の段差も大きく連続しての男坂も休憩所まで行けばゴールと同じ雰囲気となります。
こちらで一休みしてもよいですし、そのまま進めば女坂との合流地点です。
やっと平坦になり女坂が左手方向から合流となります。
まっすく階段を上ると左手にトイレ(WC)があり、更に進むとゴール前のお店、御茶屋さんがあり、阿夫利神社下社の階段があります。
奥側から手前に来て大山阿夫利神社下社の入口階段があります。
この階段を昇れば、ゴールの阿夫利神社下社となります。
大きな鳥居が待ち受けておりお参りとなります。
実際に上り男坂で気づいた点、感じたこと。
・急勾配と石段階段と踊り場の連続
・石段の間隔も大きく下りでは大変そう
・コケが生えている石もあり、濡れている場合は滑り転倒の危険がある
・落ち葉も石段を覆い濡れている場合は、転倒の危険
・景色はよいのだが、遠くまで見渡せるスポットがない
・川の音はあります
・大自然に挑戦している気分が味わえる
・自分の限界を知ることができる
・どのように石段が作られたのだろうと不思議になれる
・外気温が低いためか汗ばんでも気にならない
以上が男坂の印象です、30分という表示案内でしたが、実際には60分かかり体力不足を痛感。
男坂を上り、さらに山頂を目指す方は体力がある方がふさわしいのかと思います。
すれ違う男坂下りの方などは、杖やストック、トレッキングポールを持ち下山しているのが目立ちました。
驚いたのは、落ちている枝を利用してストック代わりに代用していた姿!びっくりと発想がすばらしい方でした。
注意しなければならないことは、男坂は夜間照明がないこと、携帯電話が繋がりにくい場所があること、毒蛇(ヤマカカシ)がいること、5月~11月は、ヤマビルに注意することです。
ヤマカカシ(毒蛇)
多数目撃情報あります。
特徴
顔が緑色で首の周りが黄色くなっている。
褐色地に黄色・黒・赤が交互に重なった体色をしている。
毒牙があります。
首の付け根にも毒腺があります。
注意
体色には個体差、地域差があります、むやみにヘビに近寄らないこと。
噛まれた場合
噛まれた場合は、直ぐに病院へ行ってください。
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男坂のイメージ理解できたでしょうか?
次は女坂のルートです。
【女坂ルートはどのような道なのか?】
女坂のスタートです。
最初の階段で眼にするのは、こちらの看板だと思います。
「女坂に七不思議あり」の看板です、七つの不思議を探しながら阿夫利神社下社へ行くのがおすすめです。
男坂とは違い平坦で周囲にはもみじ(山モミジ)が茂っており紅葉シーズンが人気になるのは当然だと納得しながら進みます。
七不思議その二の「子育て地蔵」までは女坂の参道両側にはミツマタが生えているのはご存知でしょうか?
ミツマタロードと言われております。(開花期:3月~4月が見ごろです)
出典元:松江の花図鑑より
近くに人工滝があり、沢の音が聞こえマイナスイオンたっぷり味わえます。
階段の傾斜角も緩く歩きながら散策できる女坂です。
この階段ならご家族、小学生や幼稚園くらいのお子様でも大丈夫だと思います。
しばらく歩くと女坂の七不思議その一「弘法の水(こうぼうのみず」があります。
「弘法の加持霊水」ともいい、弘法大師様が岩に杖を突いたら、その跡から清水がこんこんと湧き出たという。
夏でも枯れることがなくいつでも水の量が変わらないという。
看板横にある鉄製のはしごを降りると弘法の水があります。
見えづらいと思いますが、中央黒い部分が弘法の水です。
さらにアップした動画です。(約10秒)
塩ビ管のから出る水と左側に竹筒から出ている水があります。
さらに進むと二つ目の女坂七不思議が出迎えます。
女坂の七不思議その二「子育て地蔵(こそだてじそう)
最初は普通のお地蔵様として安置されてが何時の頃からか顔が童あ(わらべ)に変わっていた。
この地蔵に祈ると子供がすくすくと丈夫に育つといわれる。
さらに進みますと石階段はやや急になってきますが男坂ほどではありません。
女坂の七不思議その三「爪切り地蔵(つめきりじぞう)」が迎えます。
弘法大師が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻されてと伝えられている。
何事も一心に集中努力すれば実現できるとの教えである。
さらに進むと七不思議その四があります。
女坂の七不思議その四「逆さ菩提樹(さかさぼだいしゅ)」
上が太くて下が細く逆さまに生えたように見えることから逆さ菩提樹という。
現在は二代目である。
進みます、来迎院を通り過ぎると、大山寺(おおやまでら)本堂の階段があります。
大山ケーブルカー駅に進むこともできますし、階段を上り参拝してもよいと思います。
女坂ルートは、参拝してのルートと参拝しないでのルート二つがあります。
この階段を避けたい方、裏ルートは大山ケーブル駅方向を目指します。
上方向(上り)が参拝しないで進む女坂ルートになります、左側に大山寺、右方向は大山ケーブルカー(大山寺駅)となります。
大山寺の階段が苦手な方に、裏ルートがあります。
この画像左手にのぼり旗がありますが、ここから「大山寺」にらくらく参道として道が設けられています。
階段ではなくスロープなので非常に楽で大山寺を参拝できますのでおすすめです。
普通に参拝する方は、頑張ってこの階段を上ります、全てモミジなので秋の紅葉、そして期間限定ライトアップは絶賛だと思います。
(画像:2018年6月)
大山寺の参拝がすみましたら、女坂ルートへ戻ります、本殿右側の通路を通ります。
大山寺を過ぎると公衆便所(トイレ)が男女別にあります。
大山寺を出ると分岐あり、左道:車道、右道:女坂ルートです。
進むと左手にトイレがあり、むみょうばし「無明橋」(赤い橋)があり女坂ルートです。
男坂と違い女坂にはトイレが設けられているので便利です。
紅葉の時期には混雑するので別に仮設用のトイレ(洋式)もそばに準備されています。(現在使用禁止)
無明橋(むみょうばし)を渡る前に大事な2つのポイント!があります。
一つ目:むみょうばしの入口にはヤマビル退治の塩が置かれています。
5月~11月までの、雨中雨後の蒸し暑い日は、ヤマビルが活発となり、ヤマビルに吸着、吸血されないように足元に塩をまぶしておくのも大切です。(くつにまぶす、靴下に擦り込む)
右下にヤマビル対策の塩(ソルト)が設置されています。
説明が書かれていますので、これから先上る方は、気候や条件にもよりますが使用しておくのも予防策となりおすすめです。
下山する方もここで体全体をチェックしヤマビルが吸着していないか確認するのもよいと思います。
二つ目:むみょうばしを渡る際は話をしないこと。
女坂の七不思議その五「無明橋(むみょうばし)」。
話をしながら通ると、橋から下に落ちたり、忘れ物や落し物をしたり、悪いことが起きたりするという。
これを見るなり若いグループの方達は、一度引き返して無言で渡っておりました。
無明橋横には、芭蕉の句がありました。
「山寒し 心の底や 水の月」
無明橋を過ぎると「女坂」は変化してゆきます、どう変化してゆかと言えば「男坂」に近い急傾斜の階段と踊り場となり石段の階段だらけとなります。
進むと女坂七不思議が出迎えます。
女坂の七不思議その六「潮音洞(ちょうおんどう)」。
祠(ほこら)に近づいて心を鎮め耳を澄ませると遠い潮騒が聞こえるという。
この祠の中にどのような神秘が隠されているのであろうか?
耳を近づけましたが、何も聞こえなかったです。
石段が続き、傾斜も強くなります、誰もが女坂?と疑いはじめることになるはずです。
女坂の七不思議その六「潮音洞(ちょうおんどう)」を過ぎて上ることわずかに「スズメバチ」目撃情報の看板があります。
「この付近スズメ蜂目撃情報あり注意して通行してください」とアナウンスされています。
スズメバチの活動期間:4月~11月
攻撃性の高まる期間:7月~10月
7月~10月はスズメバチにも注意が必要です、さらに進みますと最後の七不思議があります。
女坂の七不思議その七「眼形石(めかたいし)」最後の七不思議場所です。
人の眼の形をしたこの石に、手を触れてお祈りすれば、不思議に眼の病が治ると言い伝えられている。
よく見ると右□と左■を眺めると眼に見える。
少し進むと大山ケーブルカー撮影ポイントがあります、金網があるのですがレンズを出せば撮影ポイントなるはずです。
男坂とも思えるくらいの階段と急斜面です。
チェーン(鎖)もあり石段も大きく歩きづらくなります。
ずーと続く石段道ですが一部手すりがあるのは便利です、石ですがベンチ風も1ヶ所あり休憩している夫婦がおりました、ここまでくるとあともう少しです。
女坂のゴールから下へ撮影したものです、急勾配がわかると思います。
実際に上り女坂で気づいた点、感じたこと。
・せせらぎの音が聞けよい
・マイナスイオンを感じる
・七不思議を探しながらのコースは楽しい
・中間の大山寺までは小さいお子様も歩ける
・見渡せるポイントもあるので開放感がある
・モミジが多く紅葉は楽しみ
・トイレもあり安心
・街灯もあり安心
・スズメバチが発見されておりやや不安
・ヤマビルも不安
・大山寺で休憩できる、参拝できる
・幸福のベルが鳴らせる(平和観音)
・大山寺から先の急な斜面は男坂と似ているので、ケーブルカーに乗るか判断が必要
・万が一気分が悪くなったり怪我(けが)をした場合、大山寺までは道路(阿夫利林道)が通っており救急車を呼ぶ、車での移動がスムーズにできるはずです。
撮影箇所が多く実際の所要時間は、120分経過したが、楽しめるポイントが多く女坂はおすすめです。
注意事項は、男坂と同じく毒蛇(ヤマカカシ)、ヤマビルには注意することです。
【大山観光案内所からの女坂経由の階段数】
大山観光案内所は、一番近い伊勢原市営第2駐車場隣に位置してます。
観光案内所で掲げている情報はこちらです。
0382段:大山観光案内所スタート→こま参道(お土産屋)→大山ケーブルカー駅ゴール
0928段:大山観光案内所スタート→こま参道→女坂経由→大山寺ゴール
1610段:大山観光案内所スタート→こま参道→女坂経由→大山寺→阿夫利神社下社ゴール
ここで登山目的でなくハイキング、デートの方におすすめなのは、大山寺まで歩きケーブルカーに乗車する方法です。
大山寺を通過すると赤い無明橋がありますが、そこまで行かず大山寺を参拝後ケーブルカーに乗車するのです。
無明橋を過ぎると徐々に男坂と思える急勾配と石段が続きハイキング、デート向きではないと思います。
階段数を計算すると
1,610段ー928段=682段となり、この682段が男坂と思えるきつい階段となります。
途中駅の大山寺駅からケーブルカーに乗車するルートがハイキングやデート向け、小さいお子様も高齢の方も自然と共有しながら歩けるルートですしケーブルカー乗車料金も安くなり、オススメのコースです。
赤ちゃんをだっこ、おぶる、背負いながら歩いてもこのコースなら自然を満喫でき満足できるコースだと思います。
実際にケーブルカー、男坂、女坂と上り案内しましたが、一番よい初心者おすすめルートは何か?
【初心者・初級者一番オススメのルート】
・山頂ルート
大山山頂(1,252m)を目指すなら、ケーブルカーで大山阿夫利神社下社に行きそこから目指すのが一番よいと思います。
体力がまだあるなら、帰りは女坂も通ってもよいのかもしれません。
山頂まで90分、下社まで60分のコースと掲げてあるコースです。
・家族とハイキングルート
大山の雰囲気を味わいたい!家族と一緒にハイキングしたい方の行き方は、女坂→大山寺参拝→ケーブルカー→大山阿夫利神社下社参拝→ケーブルカーで大山ケーブル駅→こま参道というコースが一番よいと思います。
先ほどに申し上げたように階段数、女坂は大山寺以降(残り682段)が男坂と同じような急斜面で石段続きとなります。
大山寺参拝後、ケーブルカー乗車コースは、険しい急斜面の石段を上ることがないので、小さいお子様、高齢者の方も新緑を楽しみながらゆっくりと満喫できると思います。
帰りは、阿夫利神社下社からケーブルカーに乗車し、中間の駅「大山寺駅」で下車、徒歩で女坂を下り、こま参道を行くのもおすすめです。
大山の中腹にある阿夫利神社下社(標高692m)まで行き参拝
阿夫利神社駅(ケーブルカー):標高678m
ケーブルカーで途中下車し大山寺:標高536mでお参り
ケーブルカー大山ケーブル駅:標高406m
コマ参道入口:標高325m(362段、踊り場27段)
こま参道で名物の豆腐懐石料理を食べる。
細かく言えば、こま参道~ケーブルカー大山ケーブル駅まで20段あります。
こま参道と大山ケーブル駅まであわせて382段となり、行き帰りで764段は観光コースとだと思います。
仮にビル内の階段20段を1階分としたら、764段は19階のビルを上り下ったことになります。
大山寺までは、928段ですから23階のビル往復分となります。
日頃の体力不足、運動不足解消を多少でも補う為には、観光しながらのコースがよいと思います。
伊勢原市営第二駐車場、大山観光案内所:標高315m
標高500mともなれば、夏場は涼しく気持ちのよいハイキングが楽しめますので、初心者の方にはおすすめです。
【下社~大山阿夫利神社本社まで(山頂)】
山頂を目指す方、大山周辺を観光やハイキングされる方も年間の気温、天気予報は必ず確認すると思います。
山頂付近の年間気温
最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 平均気温(℃) | |
01月 | 2.4 | -8.9 | -3.6 |
02月 | 2.8 | -8.2 | -2.9 |
03月 | 5.6 | -4.8 | 0.4 |
最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 平均気温(℃) | |
04月 | 11.0 | 0.4 | 5.6 |
05月 | 15.0 | 5.3 | 10.0 |
06月 | 17.6 | 9.6 | 13.3 |
最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 平均気温(℃) | |
07月 | 21.4 | 13.5 | 16.9 |
08月 | 23.0 | 14.7 | 18.3 |
09月 | 19.3 | 11.2 | 14.8 |
最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 平均気温(℃) | |
10月 | 14.1 | 5.1 | 9.2 |
11月 | 9.2 | -1.0 | 3.7 |
12月 | 4.9 | -6.6 | -1.2 |
データー出典元:やまクエ
山頂付近の気温年間データーです、気温のイメージがつかめたと思います。
更に登山日和なのか前情報を収集してから登頂を目指すのはいかがでしょう。
てんきとくらす 大山の天気予報 気温と風 登山指数情報はこちら
ひとつだけでは不安なので、もう一つ気温情報を比較しておくとさらに安心だと思います。
日本気象協会 天気情報はこちら
ライブカメラも確認するとよいかもしれません。(大山ケーブルカー:終点 阿夫利神社駅から)
標高678mからのライブ画像なので天候を把握できると思います、濃霧なのかもわかります。
ライブカメラ情報 こちら
山頂は標高1,252mのため、山頂からのライブカメラではないですが、目安になるはずです。
山頂は春先でも風が冷たく上着が必要ですと口コミあります。
眺めと空気は最高の場所でですが、登山用装備でないと山道ですのでおすすめできません。
私の場合、ジーパン(ジーンズ)、普通のシューズ、長そでシャツ、帽子なし、天候も午後から崩れる!挑むには難しいと判断し、5月の山頂登山は、大山阿夫利神社下社で断念です。(6月に再挑戦)
生半可な格好で登ると後悔しますので、トレッキングシューズなどは必須アイテムだと感じました。
ストックを持って行くのも楽ですと口コミあります。
販売店でもあるお茶屋(さくらや)さんでは、ストック風の(杖)無料貸し出しもしているようなので、試しに何か買い求めたあと借りてはいかがでしょうか?(いくつもサイズあります)
どれにしようか考えているカップルさん、選び終えたら頂上アタック開始している様子です。
下山途中には、足場が悪くチェーンをつかまり降りる場所もあります。
心得としては、観光目的なら山頂までは行かない!登山目的なら山頂まで行く!と区切りをつけ危険回避となりベストな判断となるはずです。
二十八丁目が山頂(大山阿夫利神社本社:おおやまあふりじんじゃほんしゃ)となります。
大山阿夫利神社下社から本社のある山頂までは、ブナの木やモミの原生林の生い茂る登山道です。
山頂はかながわ景勝50選の一つでもあります、もちろん眺めは四季を通じて雄大さを楽しめます。
一日多い時で三千人も訪れる登山客に人気の山です。
鳥居
2200年以上歴史のある神社、大山阿夫利神社下社(一丁目)左手方向に、鳥居があり登山口があります、急な階段を上ると、登山道が待ち構えます。
階段ではなくもはや壁という印象です。(階段数:118段)登りきり振り返ると崖という言葉がふさわしいい難所です。
振り返ります。
凄い急坂階段と新緑を五感でたのしめます。
疲れずに上れる歩き方:上りは歩幅を狭く息が途切れないペースでゆっくり上るがコツらしいです。
途中、岩場には浮石もあるので注意が必要です。
5丁目:石段が続きます。↑
6丁目です(千本杉)↑。
登りきると7丁目です↑。
8丁目:夫婦杉樹齢500~600年の巨樹です。
8丁目からはこんな登山道です↑。
9丁目から10丁目の登山道↑。
10丁目から11丁目へ↑。
11丁目から12丁目へ↑。
12丁目から13丁目へ↑。
13丁目から14丁目へ↑。
途中見晴らしスポットあります。
ちょうど相模湾方面です。
14丁目から15町目へ↑。
14丁目を過ぎると牡丹(ぼたん)岩と山ザクラが出迎えます。
15丁目:天狗の鼻突き岩
石段左側の岩にある、拳が入るくらいの穴のこと。
これは天狗が鼻を突いてあけた穴だといわれてる。
15丁目:小屋遺構は、探し方が悪かったのか見つかりませんでした。
16丁目:追分の碑(頂上まであと50分、阿夫利神社下社まで40分)通報番号:19
蓑毛(みのげ)方面からの合流地点でもあります、広場となっておりベンチもあり一息つくにはおすすめです。
ちょうど半分の距離なので、皆さんまだ余裕の表情です。
16丁目から17丁目へ↑。
17丁目から18丁目へ↑。
18丁目から19丁目へ↑。
19丁目から20丁目↑。
20丁目から21丁目は撮影忘れました。
21丁目:富士見台 天候が良く空気が澄んでいると富士山が見えるスポットです。
大山の中でこの場所からの富士山は絶景であり、江戸時代は、浮世絵にも描かれ茶屋が置かれ、来迎谷(らいごうだに)と呼ばれている。
21丁目から22丁目へ↑。
22丁目:見晴台 少ないですがベンチあります、小休憩する方も多い。
大山山頂まであと600m、阿夫利神社下社まで1.6Kmの位置です。
22丁目から23丁目へ↑。
23丁目から24丁目へ↑。
24丁目から25丁目へ↑。
25丁目:ヤビツ峠との分岐
大山山頂まで300m、阿夫利神社下社まで1.7Km
25丁目から26丁目へ↑。
「がんばれ 頂上まであと10分」と書かれている看板がある。
26丁目から27丁目へ↑。
27丁目から28丁目へ↑。
鳥居があるがゴールではない。
28丁目:登頂です、ここがゴールとなります。
大山山頂(1252m)丹沢山地にそびえる大山です。
奥の院は大山山頂茶屋もあり、軽食やビールを販売されています。
大山山頂茶屋の営業時間
営業時間:10:00~14:00
休日:不定休(雨天時は定休)
茶屋購入で食べるもの
豚汁(秘境グルメ)1杯500円:具たくさんで大きくカットされたとんじるは優しくおいしいです。
名物のトン汁は、多い日で1日400杯売れているそうです。
山頂でいただくトン汁の味は、深みのある味でおいしいく、しみわたり食べているうちに体が温まります。
人気の秘密は、疲れて体も冷えて温かいものを食べる、汗をかき塩分が不足し足をつる人が相当多いためです。
食べれば下山時も安全に帰れるようです。
迷わずとん汁とスポーツドリンクを購入(800円)器もでかく、具もでかく体が温まりました。
七味もあるのでお好みで調整できます。
本当に、温かさと塩分が疲れた体に染み渡ります。
ちなみに山頂売店で購入できるもの
飲み物
生ビール:600円
缶ビール:500円
ワンカップ酒:500円
チューハイ:400円
ホットコーヒー:300円
水:300円(ペットボトル)
スポーツドリンク:300円(ペットボトル)
缶コーラ:250円
甘酒:300円
おしるこ:300円
食事
カレーライス:800円
焼きおにぎり(2個):400円
カップ麺:300円
おでん:600円
たこ焼き:300円
いなり(3個):400円
焼きそば:400円
おすすめ品(自家製)
とん汁:500円
山菜そば:500円
かき氷:300円(イチゴ・メロン)
御札、御守り、おみくじも販売されています。
あと驚いたのは、背負子さんがビール2箱、ジュース2箱と何か箱を背負い頂上まで上がってきました。
凄すぎる光景です、頂上目指す方は会えたら頑張る姿で自分自身に気合いを入れることができるので、ラッキーだと思います。
山頂目印となる撮影ポイントは2つあります。
1247mの石碑で撮る方も多い。
奥の院横にある山頂石碑こちらは、1251.7mと記載されています。
どちらも記念撮影される方が多いです。
こちらが大山山頂奥の院
山頂からの風景
山頂トイレ:トイレ渋滞もあります、冬季のトイレは閉鎖されていますので注意が必要です。
トイレは奥の院右手奥方向の少し下がった場所です、帰りに見晴台から帰る方は、上らないでそのままトイレ逆方向に進みますと見晴台コースと合流します。
山頂での注意点
山頂付近の雪(積雪):12月後半~3月下旬までは、残雪があるようです。(アイゼン必要)
山頂売店が開いていない場合もあります、水分補給物は、下社の茶屋で購入して準備しておいたほうがよいみたいです。
高尾山のように山頂で自動販売機はありません。
500mlしか持参しなかったのは失敗でした、片道最低500mlは必要だと思います、山頂茶屋さんが開いていたので、購入でき一安心です。
帰りのコース(不動尻見晴台経由)
そのまま来た登山道で帰る方もいますが、見晴台経由で帰る場合をご案内します。
「不動尻4.3Km見晴台2.5Km」の看板がありますので矢印方向に下山します。
人工で作られた歩道がしばらく続きます。
木で加工して作られたも階段も次に待ち構えますが、これが足にズシーンと衝撃を与えるのです。
高さがあり下山しながらだと、足首、膝、股関節にダメージがくるような階段です。
上りの方もいましたが大変だと思います。
来た道を戻り下山したほうが体のためになるのでは?と思う高さ(段差)ですから気をつけてください。
途中、野生鹿が現れびっくり熊でなくてよかった。
不動尻と見晴台の分岐箇所です、不動尻3.7Km見晴台1.8Kmと案内表示されているので見晴台方向へ下山します。
見晴台までの途中いくつか絶景ポイントがあります。
鎖があり危険な登山道、右側は崖です、チェーンをつかまりながら下山するポイントは2ヶ所あります。
手前から奥へ下山します、岩場がゴロゴロとあり左右は谷です。
見晴台到着!標高:769mです。
向こうに見える一番高い場所が大山山頂です、あそこから下山してきたと思うと一安心の気持ちになります。
大山山頂2.25Km、阿夫利神社下社1.4Kmの位置です。
見晴台から下山していると撮影される方が?
樹齢何年かもわからない大木が祭られています。
最後は、二重神社を参り、隣にある二重滝で癒しを味わいます。
歩いて行けば、茶屋さんの建物が見えてくるので、最後の階段を上れば茶屋さんの隣に出られゴールとなります。
無事に観光登山できた喜びでアイスコーヒー300円いただきました。
【今回のコース】
行き 阿夫利神社下社~山頂:9:30~11:30(120分)。
帰り 山頂~見晴台経由コース:12:10~15:10(180分)。
遅いですが初心者にはこれくらいのペースが一番だと思います。
慌てて足をひねり足をかばいながら歩く姿の方もいましたので、自分のペースで怪我をしないことが重要だと思います。
途中、下山できなかったら?と思うと遭難?という文字が浮かぶほどです。
【大山阿夫利神社】
住所:〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山355
電話:0463-95-2006(9:00~17:00)
相模の大山にある関東総鎮護の神社、大山阿夫利神社は神社本社に大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)、摂社奥社に大雷神(おおいかずちのかみ)、前社に高龗神(たかおかみのかみ)の三神が祭られています。
江戸時代には「大山詣り」と言い、年間数十万人も訪れる信仰を集めました。
大山の神さまは富士山と親子の神さまの関係だそうです。(両方参ると「両参り」という)
大山阿夫利神社は、紀元前97年頃、創建と伝えられる古社。
雨が多いので別名「あふり山(雨降山)」といわれています。
ご祭神
本社:大山祗大神 (おおやまつみのおおかみ)
願望実現、仕事運、産業、海運、酒造の神
奥社:大雷神 (おおいかずちのかみ)
火災・盗難除けの雷神
前社:高おかみ神(たかおかみのかみ)
水や雨を司る水神、祈雨・止雨の神
ご利益
大地の浄化パワー、仕事運もたらす、大地のエネルギーがみなぎる龍穴パワースポットして有名です。
・悪い気や心を浄化し、弱い心や迷いをなくしてくれる
・人生や仕事の新たな土台を固める
・進むべき道を導いてくれる
大山阿夫利神社下社だけ参拝しても大丈夫のようです。
【お守り・祈祷】9:00~17:00
お守り、おみくじ、ごま木、ご祈祷があります。
【御朱印】
大山阿夫利神社本社と下社で御朱印をいただくことができます。
本社:本社横の社務所
社務所が開局していない場合は、隣の売店でいただけます。
売店も開いていない場合は、下社の御札を頂く授与所で話せば「本社の御朱印」がいただけるようです。
真言宗大覚寺派の寺院です、大山のお不動さんと親しまれおり、関東三大不動の一つと数えられています。
創建は天平勝宝7年(755)です、古い歴史に刻まれたお寺で、紅葉の時期には混雑します。
登山道(女道)の中間あたりに存在する大山寺では、「厄除け:土器投げ(かわらけなげ)」が有名で杯のような土器をがけ下にある福輪(直径2.5m)に入れます。(2枚:300円)
くぐれば幸運をもたらすそうです。
投げて厄を落とし、砕いて厄を払い、的を通して願いが叶うようです。
期間限定ですが、例年11月中旬から下旬にかけて「大山の紅葉とライトアップ」が開かれます、大山寺周囲のモミジの紅葉を楽しむことができます。
16:30頃に点灯され、17:00頃には周囲は暗くなり絶賛の声となるようです。
ケーブルカーで大山阿夫利神社下社から見るライトアップと大山寺から見るライトアップがおすすめの見方です。
ライトアップ時間
平日:19:00まで
休日:20:00まで
【十一面観音(平和観音):幸福の鐘】
ケーブルカー大山寺駅のそばに平和観音があるのをご存知でしょうか?
幸福の鐘(恋結びのベル)があり、3回鐘を鳴らし愛を誓い合うようです。
鳴らす回数、方向などあります、願かけのカギは大山寺で販売されております。
【ミシュランガイド】
2015年6月15日に、ミシュラン社がフランスで発売した旅行ガ イドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン改訂第4版(フランス語)」に「大山」が1つ星「大山阿夫利神社からの眺望」は2つ星として紹介され「大山阿夫利神社」「大山寺」も掲載されております。
【見どころ】
大山阿夫利神社本社(山頂)と大山阿夫利神社下社からの眺望(ミシュラン☆☆)
大山豆腐料理(こま参道)
大山寺のかわらけ投げ(厄落とし)
もみじ
【全体の雰囲気】
神社以外にこま参道雰囲気、鳥のさえずり、せせらぎの音、風に吹かれて木々が擦れる音などが自然と参道と神社がマッチしているところでしょう。
大山阿夫利神社本社からの眺めは、誰もが絶賛してますが、天候に左右されます。
大山寺(雨降山:あぶりさん)、大山頂上の阿夫利神社上社横の御神木(雨降木:あふき)があるので雨が多いようです。
大山寺付近まで行けば気温も下がり6月頃の登山は気持ちよく歩くことができます。
【こま参道】362段と踊り場27段ある
約700mのこま参道、土産店街になっており賑やかであり、疲れを癒すこともできるポイントです。
名物こま作り、大山豆腐、きゃらぶき、こんにゃく、だんごとこの通りは、観光客と登山客が賑わい混雑する場所でもあります。
【大山阿夫利神社下社 御神水:神泉 大山名水】
大山阿夫利神社下社の拝殿の右脇(中央部分)に拝殿の下に降りられる、通路があります。
通路を進むと、龍の口から出る御神水があります。
殖産や長命延寿の泉らしいです、ペットボトルで入れるのも、自由に水を飲むこともできます。
水汲み用のペットボトル(有料:200円)で販売されています。
【服装】
駐車場からこま参道(362段)を通りながら上り、大山ケーブルカーで大山阿夫利神社下社までは路面は舗装されており、普段着、ヒール等でも大丈夫だと思います。
さらに上る方は、徒歩だと約90分(大山阿夫利神社本社)は、山登りの格好が必要だと思います。
最初の急な階段を上ると舗装されていないため、自然に満ちた歩道となっているのと、ヤマビル対策(4月~11月)が必要ためです。
阿夫利神社下社は標高約700mに位置しており、気温が下がりますが、普段の服装で6月は大丈夫のようです。
大山阿夫利神社本社は、上着等含め「登山」で行く心構えが必要です。
怖いのはヤマビルが春~秋にかけて活動します、首元、手首、足首と保護が必要です。
スカートの方などは、大山阿夫利神社下社までがよいと思います。
【下山するのは男坂か女坂か?】
徒歩で下るにもあたりまですが体力と時間が必要です。
男坂から下山したほうがよいのか?女坂から下山したほうがよいのか?
阿夫利神社下社から徒歩で下がると分かれ道になりどちらかに選択となります。
『男坂のほうが5分早く下山できる』看板には注意したほうがよいとのこと。
男坂は傾斜が厳しいだけでなく、段差40cm位の石段を永遠と下ることで膝や太ももに負荷がかかり、ストックがないと危険であると指摘するコメントもありますので、注意が必要です。
徒歩で下山するには、街灯もあり女坂からがオススメです。
初心者心得は、下山は女坂からがベストとなります。
【大山で食べ物】
豆腐がおいしく名産です、水が美味しいので豆腐もおいしいです。
下山後は、豆腐料理で大山を満喫したいです。
【裏技:こま参道】
大山ケーブルカーに行く前にこま参道を歩くのが普通だと思いますが、実は裏技として別ルート(裏道)があります。
通常右手方向(こま参道)へ進みますが、舗装された車道(左側)を進みます。
こま参道は帰りゆっくり下りながら見ると割り切ったルートです。
左には川が流れており「川の音」を聞きながら上れます、坂道なので少し大変かもしれませんが階段より楽だと思います。
途中に「茶湯寺」に入る橋の上がマイナスイオンを感じるおすすめのポイントです。
手前が舗装道路で奥に茶湯寺があります。
この橋の上からの撮影です、モミジと深くマッチした川の音と流れでマイナスイオンを体感できると思います。
橋から戻りさらに進むと黄色い「小川屋」の看板があり、右折します。
踊り場である14段目のコマ参道に入ることができます。
左手方向からこま参道へ入ります(前方向が上り:小川屋)
こま参道(全階段362段で踊り場全27段)ですから「踊り場14段」目までこれたことは、半分以上舗装された坂道を上がったことになります。
疲れにくく、川の音が聞けてのでおすすめの裏技ルートとなります。
【3月の登山での注意】
寒いので空気は澄んでいますが、舗装されていない山道は、霜柱が溶けぬかるみ状態となっています。
山頂にあるトイレは、「閉鎖」されているようですので、ご注意ください。
【11月の登山】
大山寺や阿夫利神社は紅葉が美しく、山頂からは、伊豆半島、富士山、相模湾江の島、東京方面まで一望できます。
【香りの街道】
季節にあわせて紅葉以外に花や香りを楽しめます。
3月~4月:じんちょうげ
7月~8月:やまゆり
9月~10月:きんもくせい
【混雑する時期】
紅葉のシーズンは混雑必至といわれてます、静かに参拝したいなら紅葉時期は避けたほうがよいです。
【必要な持ち物・便利なもの】
山頂目的なら気温が下がる(約7℃程度)のでレインウエア、防寒具は必要です。
肌の露出は避けたい(紫外線とヤマヒル)ところです。
長そで、長ズボン(ヤマビル対策)
吸汗・発汗性の下着
靴(靴裏に滑り止めがあるもの)
時計
タオル
雨具(100円均一でも構わない)
水筒(ペットボトル)
ポケットティシュ(流せるタイプ)
帽子(ひさし有り)
防虫スプレー(汗かくと顔に虫が群がる傾向)
日焼け止め
デイパック(ザック25ℓ・リュックに必要なものを入れ背負う)
ヤマビル対策品
ストック(棒)
登山靴
鈴(熊対策)
モバイルバッテリー(撮影していると消耗、緊急時用)
【熊情報】
ケーブルカーで阿夫利神社駅に到着後、眼にしたのは熊の看板?
そんな大げさなと思っておりました。
2018年5月24日:「熊出没」
2018年6月2日:頂上から見晴台方面、AM11時に中程度の熊が参道に近くに現れる
2018年6月7日:阿夫利神社下社~日向キャンプ場方面に熊が出没
2018年6月30日、ツキノワグマ捕殺情報がありました。
仕掛けたわなで、雄のツキノワグマ1頭(体長123cm、体重47.5キロ)捕獲して殺処分されています。
丹沢でのクマの捕殺は2018年5月14日以降2頭目です。
花火や驚かせるなどして追い払うも熊は戻ってきてしまうため、殺処分に踏み切ったようです。
2013年の調査でツキノワグマは40頭前後と推計されており、県から絶滅危惧種に指定されています。
市営駐車場の係員からの情報なので正確だと思います。
チャーリーンと鳴る鈴(熊よけ)購入しておくのも必要かもしれません。
こちらは2014年11月19日の熊目撃情報案内です。
設置場所は阿夫利神社下社の御茶屋さんの下にあるトイレそばに掲げてあります。
クマに出会わない工夫
・熊が活発に行動する朝夕や霧が出ているときの行動はさける
・できるだけ1人の行動はさけ、2人以上で行動する
・鈴、笛、ラジオなど音のするものを身につけ人の存在を知らせる
・子熊を見つけたらそっと立ち去る(近くに母熊がおり危険)
くまに出会ってしまった場合
・あわてて急に立ち上がったり、大声をあげて騒いだり、物を投げつけたりして、熊を刺激しない
・背中を見せて走って逃げたりしない(逃げると本能的に追いかけてきます)
・クマに向き合ったまま、動きを見ながらゆっくり後退りする
余談ですが、パンダのシャンシャンは2018年6月12日で1歳の誕生日だそうです。
パンダではないクマ、気をつけたいところです、そしてヤマビルも気にしなくてはいけないようです。
【ヤマビル生息地(吸血生物)】
女坂にある無明橋には、ヤマビル対策の塩が置いてあります。
ハイキングコース、登山道に被害多い(4月~11月)。
見晴台~阿夫利神社下社に多く生息しているようです。
ヤマビル体長20ミリ前後で尺取り虫のような動きで移動します。
血を吸われるだけで特に痛みやカユミはなく、衣服などが血に染まることで初めて、ヒルに吸血されたことに気づきます。
約1分の動画です、やまびるの動きが理解できると思います。
ヤマヒルは、湿気が好きで雨は嫌いだそうです。
雨が降ると木に登りはの裏に隠れており、人や動物の吐いている息(二酸化炭素)、振動を感じて近寄り、取り付くと言われてます。
足元から背中・首筋に行くのに1分もかからず移動し、吸着力も強くなかなか離れません。
足元から吸える場所に移動後、ヒルのだ液に含まれるヒルジン(血液凝固抑える物質)を出し、吸血します。
噛まれても感染症、病原菌を媒介することはないようです。
ただ問題はちょっと吸血されるとなかなか血がとまらない、腫れる、赤くなるようです。
雨の日:頭上から降り、首元が狙われるそうです
雨以外の日:足元から襲ってきます
晴れた日が2日続けば、足元をガードしておけば被害に遭うことはないようです。
対処法はあるのでしょうか?
長袖、長ズボン、厚めの靴下の着用が基本のようです。
販されているヒルの忌避剤(きひざい)を皮膚面ではなく、ズボンや靴に塗布しておくことで、ヤマヒルが登らないと効果があるようです。
人気と効果があるヒルの忌避剤2種です。
株式会社エコ・トレード ヒル下がりのジョニー 140ml
臭いが気にならない。
ヤマビルに噛まれたら?
噛まれているから無理に引き離そうとしてはいけないようです。
引きちぎると、ヤマビルの吸盤が皮膚に残りかゆみが止まらない症状がでるようです。
ヤマビルを引き離すには、昔ながらの塩をふりかける、消毒用アルコールを散布する、ライター、タバコの火を近づけることでポロリと剥がれ落ちます。
(酢も効果がるようですが臭いが問題)
ヤマビルが落ちたら、離れたら?
ヒルジン物質を出しているため、血がとまらない状況です、患部からヒルの毒を搾り出し、ウェットティッシュで拭き、市販薬「ムヒS」などのかゆみ止め薬(抗ヒスタミン剤)を塗り絆創膏を張付けます。
絆創膏は数回交換が必要です。
【第3類医薬品】ムヒS 18g
どんな持ち物を準備しておいたらよいのでしょう?
効果があるヒルの忌避剤(衣類や靴、帽子に散布して予防)
消毒用エタノールか塩(噛まれていたら)
ウエットティシュ
ムヒS
絆創膏(ばんそうこう)
帽子
靴下
【トイレのある場所:公衆便所】
・大山阿夫利神社本社
・大山阿夫利神社下社の階段下
・大山寺の無明橋(となり)
・大山ケーブル駅構内
・伊勢原市営第2駐車場
・三井のリパーク駐車場
・伊勢原市営第1駐車場
【日帰り入浴可能宿】
・旅館元滝(りょかんもとだき)
受付時間:11:00~17:30
電話:0463-95-2240
料金:大人900円 小人(小学生以下)500円(タオル300円・バスタオル300円別途)
・旅館あさだ(りょかんあさだ)
受付時間:11:30~14:00
電話:0463-95-2035
料金:大人900円 小人(小学生以下)700円(タオル、バスタオル324円別途)
・東学坊(とうがくぼう)
受付時間:12:00~17:00
電話:0463-95-2038
料金:大人800円 小人(小学生以下)400円(フェイスタオル2枚まで無料、バスタオル300円別途)
日帰り入浴可能地図です
【山登りマナーや知っておくべきこと】
・「上り優先、山側待機、あいさつ(こんにちは)」
・ゴミは持ち帰る
・植物の草花を採らない
体力に見合った登山を心がけます。
事故の大半は下山中に起きる。
余裕をもって早めの下山をする(暗くなると危険)
【喫煙場所】
たばこが吸える場所は限られています、煙草が吸える場所は3ヶ所ですが2つは条件あり。
・第2駐車場入口付近です、川側に自動販売機あり裏側となります。(条件なし)
・大山阿夫利神社下社の御茶屋さん(さくらや)の左側で飲み物など購入が必要ですが、テーブルと椅子付きでタバコを吸えます。(条件あり)
・大山阿夫利神社下社の御茶屋さん(Kurumi)さんの右側で飲み物など購入が必要だと思いますがタバコを吸えます。(条件あり)
灰皿が置いてあるのわかりますか?(電柱横)
【お茶屋さん:さくらやのメニュー】
気になるさくらやさんのお品書きです。(2018年6月現在)
人気のあるのは、ソフトクリーム!すごく皆さん食べてます!
ソフトクリーム:350円(とうふ、バニラ、チョコ、ミックス)
アイス(カップアイス):350円(とうふ、黒ごま、ストロベリー)
棒アイス:150円(ソーダアイス)
そば・うどん(大盛り150円増し、温・冷可能)
とろろ:800円
月見:700円
山菜:700円
かけ:600円
ざる:600円
もつ煮込み(うどん・そば):1,000円
カレー(うどん・そば):800円
とん汁(うどん・そば):1,000円
しょう油ラーメン:700円
一品
おでん一皿5本:400円(一味をかける)
みそおでん一皿4本:400円
おしるこ:500円
甘酒:350円
ところ天:350円
あんみつ:350円
みつ豆:300円
クリームあんみつ:500円
冷やっこ:350円
温とうふ:400円
やきとり1本:150円
とん汁:500円
もつ煮:500円
肉じゃが:500円
山菜つまみ:300円
みそ汁:250円
ご飯物
カレーライス:700円
しそごはん:250円
焼きおにぎり1個:150円
ライス(大300円、中200円、小150円)
だんご
しろ一串:350円
くさ(よもぎ)一串:350円
飲み物
生ビール(中)ジョッキ:600円
生ビール(小)グラス:500円
ビンビール(中瓶):600円
缶ビール(350ml):400円
お酒
あつかん(一合):450円
日本酒(一合):450円
生酒(300ml):600円(大山街道)
にごり酒:800円(期間限定:阿夫利大山)
辛口にごり酒:500円(グラス1杯)
たる酒:600円(正月限定品)
チューハイ:各450円
緑茶ハイ
ウーロンハイ
グレープフルーツハイ
レモンサワー
ゆずサワー
うめサワー
ハイボール
ジュース類
ラムネ:200円
ペットボトル:200円(お茶、炭酸飲料、スポーツ飲料)
コーヒー
コーヒー:300円(ホット・アイス)
コーヒーフロート:500円
リポビタンD:200円
オロナインC:200円
缶コーヒー:150円
一番安い飲み物:100円(缶ジンジャー、缶コーラ、缶サイダー)
リーズナブルな値段とメニューです、喫煙もできるので愛好家は一休みできるはずです。
喫煙者は外のテーブル、室内は禁煙です、皆さん座れるのでゆっくり休憩できます。
隣にあるKurumi(くるみ)屋さんのお品書き情報です。
パンケーキがおいしそうです。
コーヒー:380円
カフェラテ:400円
ホットチョコレート:420円
レモネード:380円
レモンソーダ:380円
ストロベリーソーダ:380円
ブラッドオレンジソーダ:380円
焼酎ソーダ割り:480円
生ビール:550円
ハイボール:480円
ゆず酒ソーダ:480円
【丹沢・大山フリーパス】
便利でお得な「丹沢・大山フリーパス」は便利でお得なので利用してみてはいかがでしょうか。
・お得な内容
・小田急線(本厚木~渋沢)までの往復きっぷ付きで指定区間乗り降り自由。(途中下車は係員に申し出る)
・観光施設・飲食店、こま通りにある23の施設が優待・割引き料金があります。
23施設 コマ通り 優待割引き店 詳細はこちら
・神奈川中央交通バスが無料で乗り降り自由。
・大山ケーブルは「丹沢・大山フリーパス Aキップ」だけだが無料で乗り降り自由。
(Bキップもありますが、大山ケーブルフリーパスが含まれておりません)
とにかく指定区間は、電車、バス、ケーブルカー乗り降り自由、食事も割引きありの内容です。
フリーパス購入方法はこちら
有効期間は、2日間ですので通常より格安で便利です、試してはいかがでしょうか。
(例:新宿駅からだとA切符:2,470円です)
2,470円の中身はこのようなイメージとなります。(往復約8時間コースです)
新宿→伊勢原駅北口→バス乗車→大山カーブルバス停下車→徒歩こま参道→→大山ケーブル駅→ケーブルカー乗車→阿夫利神社駅→徒歩→阿夫利神社下社→観光なら下山しこま参道で昼食します、登山なら徒歩90分→大山頂上→見晴台→二重の滝→阿夫利神社駅→ケーブルカー乗車→大山ケーブル駅下車→徒歩こま参道→大山ケーブルバス停乗車→伊勢原駅北口下車→新宿。(昼食(割引料金)別途費用)
【日本鹿】
大山阿夫利神社下社のお茶屋さんがある広場下には鹿がいます。
【登山計画書】
大山ケーブル駅内には、登山計画書投函箱がありました。
身近な山にも必要なのですが、誰も書かれている様子はなかった。
もしものために登山届けと山岳保険は必要かもしれません。
【日の出・日の入り時刻】
日没の1時間前には下山するように掲げています。
2018年 | 日の出 | 日の入り |
6月1日 | 4:28 | 18:51 |
7月1日 | 4:30 | 19:01 |
8月1日 | 4:49 | 18:46 |
9月1日 | 5:13 | 18:09 |
10月1日 | 5:36 | 17:26 |
11月1日 | 6:02 | 16:47 |
12月1日 | 6:31 | 16:29 |
2019年1月1日 | 6:50 | 16:39 |
2月1日 | 6:42 | 17:09 |
【ガソリンスタンド】
山に行くわけですから近くにGSはないと考えていたほうがよいと思います。
給油をしてかた大山へ行くことをおすすめします。
近くのガソリン給油できるスタンド地図マップはこちらです。
【日向から九十九曲ハイキングコース】
日向薬師バス停から上がると大山への九十九ハイキングコース入口があります、どのような風景なのでしょうか?
日向ふれあい学習センターそばに入口があります。
日向薬師 バス停 時刻表はこちら
【ヤビツ峠ハイキングコース】
ヤビツ峠から大山へ向かうハイキングコースは入口はどんな感じなのか。
ヤビツ峠バス停があり、公衆トイレ、飲料用自動販売機があります。
秦野駅行きのヤビツ峠発 神奈川中央交通で運行しております。
ヤビツ峠 秦野行き 時刻表はこちら
【気になるイベント】
03月:小山登山マラソン、大山とうふまつり
04月:大山寺(春山花祭)
05月:大山酒まつり(大山阿夫利神社下社境内)
08月:秋季例大祭り(しゅうきれいたいさい)
10月:道灌まつり(どうかんまつり)、大山火祭薪能(おおやひまつりたきぎのう)
11月:大山寺(もみじ祭御開帳)
12月:大山阿夫利アドベンチャーレース
【大山山頂:無料Wi-Fi】
大山山頂で無料Wi-Fiスポット「OYAMA Wi-Fi」がスタートしています。
アプリの「おおやまめぐりガイド」を活用して、大山めぐりを楽しむことができます。
アクセス
【最寄駅】
小田急線(小田急電鉄) 伊勢原駅
【バス】神奈川中央交通バス(神奈中バス)
伊勢原駅北口 4番のりば「伊10系統・伊11系統」神奈川中央交通バス「大山ケーブル」行き乗車し終点下車
一番手前がバス乗り場です(北口)
・行き
伊勢原駅北口 バスのりば詳細はこちら
伊勢原駅北口 大山ケーブル行き 時刻表はこちら
一時間に3本の割合です、時期によっては臨時バスも運行しているようです。
・帰り
伊勢原駅北口行き 時刻表はこちら
【帰りのバス渋滞時間】
日曜日の15:40分頃、バス待ちをしている方々です。
おそらく15:20のケーブルカーを利用し下山してバスを待っている人達です。
ケーブルカーも満員で座れない、バスも満員で座れないということにならないよう早目の行動をしてください。
15時以降は、バスも満員に近い状態となるはずです。
路線バスも70名~80名が限度だと思うので、ケーブルカーの方々がそのままバス乗り場へ行く場合、座れる方と立ちながら伊勢原駅までとなるはずです。
時間に余裕があるなら1本遅らせて(約20分後)乗車するのも座りながら帰れると思います。
【自動車】
東名高速厚木ICから国道246号経由、国道611号「松戸」交差点右折後6KM。(厚木ICより14KM)
混雑駐車場回避策
【自動車駐車場】
県道611号線を進み道なりに行くとこの交差点となります。
中央上部に「満車」表示が出ています、左折し一番近い市営第2駐車場入口となりますが、左折する前に気づけば、右折しバスロータリーでUターンします。
左折すると方向転換に時間がかかります。
普通車(一般車)の方は、一番近くの伊勢原市営第2駐車場へ駐車したい気持ちでいると思います。
どうしたらよいのか?
まず、この一番近い第2駐車場ですが、午前8時には土日祝は満車になるようです。(係員から聞きました)
そんな時間無理!と思うはず(完全に山頂登山目的だと思います)
実際に6月の土曜日に入った時ですが、午前9時に行きましたが、すでに「満車」表示されていました。
・伊勢原市営大山第2駐車場
住所:〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山541-2
電話:0463-94-4711
営業時間:24時間、二輪の場合:8:30~17:00
駐車台数:44台
二輪台数:6台
利用料金:普通車1,000円、二輪200円
制限:長さ5m、幅2m以下の車両
得する情報!電気自動車1台分、急速充電器が設けられています。
常に「満車」表示の第2駐車場ですが、1台分は電気自動車(EV)用です。
電気自動車の方、「急速充電」に活用できると思います、係員に確認してみるのもよいかもしれません。
ただし、充電だけですので、駐車場として利用はできませんのでご注意ください。
【バイク・単車・オートバイ・二輪車駐車場】
調べて見ましたが、一番近くにある伊勢原市営大山第2駐車場内は6台しか駐車できません。
駐車料金:200円/回(二輪の場合管理者がいる場合利用できます)
普通車の駐車場は、伊勢原市営第1~第2駐車場内で民間駐車場を利用し駐車するはずです。
これより伊勢原市営第2駐車場が満車の場合、回避策です。
・大山観光案内所の隣の駐車場(第2駐車場より一番近い駐車場)
台数:4台
料金:1,000円(伊勢原市営第2駐車場の料金と同じ)
右に並んでいるのが第2駐車場待ちのくるまです、渋滞中が伺えます、仮にこの駐車場が空いてれば値段も変わらずいかがでしょうか。
・民間の駐車場(2番目に近い駐車場)
市営第2駐車場は、手前側です、満車の場合バスローターリー利用し転回するとこの画像になります。
右手に駐車場管理者の方が合図しています。
ここは空いているのに第2駐車場待ちが5~6台と路上で待機しています。
こちらを利用したら便利ではないでしょうか?
距離も第2駐車場を基点にすると80m下がった場所
料金も1,000円でした。
ここも満車の場合、しばらく右方向しか駐車できる有料駐車場はありません。いづれも1,000円で利用できます。
・三井のリパーク 伊勢原大山
住所:〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山
駐車場の地面が舗装されていない有料駐車場が嫌だという方は、三井のコインパーキングはいかがでしょう。
市営第2駐車場より約320m下がった場所になりますが、市営第1駐車場が600mに対し半分の距離の位置です。
気になる駐車料金
料金:60分/500円
最大料金:駐車後24時間まで1,000円
台数:37台
時間:24時間
他:普通車のみ
コインパーキングだから他よりも高くなると勘違いしないでください。
この駐車場も1,000円で駐車できます。
公衆トイレも脇にありますので便利です。
リアルタイムより誤差はあると思いますが、ネットで空情報が掲載されています。
三井のリパーク 伊勢原大山 駐車場 空情報はこちら
空車情報がわかるので非常に便利です。
この駐車場を下がると、左右に民間駐車場(1,000円)が設けられています。
そして市営の第1駐車場へとなります。
・伊勢原市営大山第1駐車場(第2駐車場まで約600m)
住所:〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山412
電話:0463-94-4907
営業時間:24時間、二輪の場合:8:30~17:00
駐車台数:84台(大型車6台)
二輪台数:7~8台(日曜日・祝日の係員がいる場合)
利用料金:普通車600円、二輪200円、大型車1,500円
制限:長さ5m、幅2m以下の車両
伊勢原市営第1駐車場は、距離はあるが一番安い普通車600円で駐車可能です。
距離600mは関係ない、少しでも安く駐車させたい方は一番オススメの駐車場となります。
二輪の場合、伊勢原大山第1駐車場は、黄色い枠内に「只今無人営業中と書かれていた」つまり二輪は利用できない日(平日、土曜日)があるので注意が必要です。(二輪:日曜・祝日利用可能)
他に民間での二輪駐車場では、駐車案内を促す人が道端にいるので確認してみるとよいと思います。
(値段は200円以上になる模様です)
駐車場回避策は、一番近い伊勢原市営第2駐車場ばかりを選びすぎているところでしょうか?
少し下がった民間駐車場は空いているのに、Uターンせずにじっと第2駐車場待ちをしていることです。
値段は伊勢原市営第1駐車場を除けば一律1,000円です、1,000円以上出す場合は控えた方がよいと思います。
駐車場以外に気づいたことは、自転車用の駐輪場がないこと!バイクなど二輪車駐車場が少ないことです。
もう少し二輪車に向けたサービス駐輪場がほしいところです。
おわりに
大山観光、登山、大山阿夫利神社を含めてイメージができたでしょうか?
これからの季節は、夏なので涼しく森林浴、秋も紅葉ですから行楽日和だと思います。
ただ、自然相手なので、天候と動物には注意です、装備は十分に!電波途切れ遭難にならないよう参考にしていただければと思います。
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