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2020年2月2日(日曜日)の午後5時過ぎ、痛ましい死亡事件が発生しました。
高齢の女性が車道で倒れているのが見つかり、病院へ般送されましたが頭を骨折するなどしており死亡が確認されました。
ひき逃げ事件の可能性もあり警察が調べている状況です。
現場付近は、ゴミが散乱しておりゴミを捨てに行った途中ではねられた可能性があるようです。
調べてゆくうちにゴミの収集箱の位置や向きが当時どちらを向いていたのかが気になり調べてみました。
当日の天候・日の出と日の入り
tenki.jpの情報によれば当時、帯広市の天候は曇りのち晴れ午前から快晴の予報で午後9時も変わらない天候であった。
気温は-0.9℃ / -6.9℃と予報なっており15時あたりが最高気温を-1.2℃表示し、17時ごろの気温は-2.9℃くらいで徐々に気温が下がる時間帯で理解することができます。
十勝の帯広エリア平均気温は2月だと-5.1℃となっており、2日の午後17時台では-2.9℃と例年より暖かかったのではないでしょうか。
また、日の出の時間は6時40分ごろ、日の入りは16時41分ごろであった。
日没後から約1時間以内に発生した悲しい事故、実は薄暮(はくぼ)時間帯の事故です。
死亡事故が多い時間帯なのです。
政府広報オンラインの統計によれば、5年間のデーターで日没後1時間に多発している結果となり歩行者と自動車の事故は横断中86%、横断中以外では14%となっております。
ごみ収集曜日
ごみ収集曜日はこの地域ではPDF資料では赤色区域A1となっておりました。
燃やすごみは月曜日、木曜日となっており日曜日の日没後時間帯でごみを捨てに行き、月曜日の朝に出すのは避けたい気持ちでしたのでしょうか。
道路に散乱していた状況から見ても、燃えるゴミだと考えられます。
ごみ箱の開く方向と向き
Googleストリートビューで現場を調べてみると、道路側に非常に接近している位置だと判明します。
こちらが↓ゴミを捨てに行き事故につながったゴミステーションだと思います。
道路に近くありませんか。
Googleで見ると、扉を開く場合は一度道路側の縁石にゴミを置き、手前の白線(車両通行帯最外側線)に人が一度出てゴミステーションの扉を開く動作となるのではないでしょうか。
ゴミステーションです。
左右にヒンジ(蝶番)のような構造ですから、ロックを外し観音開きに開けるような構造だと考えられます。
Googleではない、事故当時は積雪がありゴミを入れるにも危険が伴ったかもしれません。
赤いカラーコーンの間にあるのがゴミステーションですが、手前には残った雪が邪魔をしているようにも思えます。
ゴミステーションの位置と向きはGoogleと同じように見えるようです。
道路の制限速度は、50Km/hです。
では、同じようなゴミステーションはあるのか調べてみます。
ごみステーション
国道236号、大通り沿いに道路わきにあるごみステーションはあるのでしょうか。
1つ目、ありました。
似ておりますが、道路と歩道との距離も確保されており、これならゴミ出しするのも問題ないように思えます。
2つ目です。
こちらも車道側というよりも歩道側になっており問題ないと考えられます。
↓3つ目です。
こちらは道路沿い、縁石に近いですが、ゴミステーションを開ける方向が歩道側のように見えます。
仮に積雪があっても歩道側ですので道路側へはみ出ることなく捨てられるはずです。
↓4つ目です。
こちらも建物わきにあり、道路沿いではなく問題ありません。
ここで報道されたニュースを確認してみます。
北海道帯広市 路上に女性の遺体 ひき逃げかの動画です。(約49秒)
もう一度、Googleマップストリートビューです。
縁石に近く、道路側で開くような構造だと思いますが。
縁石の前は積雪もあり捨てる場合、かなり危険と隣合わせだったかもしれません。
もしかかして人災とも思える配置ですが、やはり雪が邪魔をしていたと考えられます。
そして日没後1時間以内、薄暮(はくぼ)時間帯の事故。
原因は警察からの発表待ちとなりますが、逃げてはいけません、日曜日の17時15分ごろだとすればまだ飲酒していないはずだと思います。
おわりに
ひき逃げ?それとも人災か調べてゆく上で見つかったゴミ箱の向き、気になり調べた内容でした。
もし、ゴミステーション道路沿いで開き捨てるようでしたら、位置や向きの変更検討、「二度と再発しないように移動を!」と思います。
ご冥福をお祈りいたします。
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