軽ワゴン車横転した距離~事故現場から学ぶこと予防するには?

2020年2月15日土曜日の午後11時前、広島県広島市佐伯区(さえきく)の国道2号、西広島バイパスで軽ワゴン車が中央分離帯に衝突し横転する単独事故がありました。

事故の衝撃で運転手と同乗していた2人が車内から投げ出され、追い越し車線で倒れていた同乗者が後から走ってきた車にはねられ病院へ運ばれますが、その後死亡するという事故、警察はひき逃げされた可能性があると見て捜査中です。

お悔やみ申し上げます。

事故現場から学ぶことはあるのでしょうか、調べてみました。



事故現場

事故発生現場を確認してみます。
対向車側で中央分離帯に接触、車は横転し右方向へ。

中央分離帯衝突場所:ひき逃げ
(引用元:FNN PRIME)
Googleマップストリートビューで確認してみます。
中央分離帯の柵が6つあるうち、手前から数えて4つ目と5つ目が衝突したと見られます。

片側2車線の緩やかな右カーブと報じてられおりますが、どれくらいの曲がりなのでしょう。
制限速度は60Km/hです。
中央分離帯接触事故:事故原因
(引用元:Google Map)
約90度とかなり急なカーブだと考えられます。
では、もう少し国道2号手前から考えてみたいと思います。

中央分離帯横転事故:ひき逃げ

やはりここが一番角度があると考えられます。
スピードの出しすぎでしょうか。
このカーブ手前ではどのような危険予防の標識があるのでしょう。

「この先カーブ」警戒標識がありました。
他にはあるのでしょうか。

接触事故があった、中央分離帯の手前に注意を促す「電光掲示物」があります。
ここで横転する事故が起きたということは、やはり緩やかなカーブでもあり、スピードが関係しているように考えられます。

中央分離帯に衝突したワゴン車はどこに停止していたのか。

中央分離帯に衝突したあとの動きはわかりませんが、車は左側に横転していたことがわかります。
左側に横転していることなので、運転手と同乗者はその前に車外へ投げ出されたことになります。
中央分離帯衝突:ひき逃げ事故
その距離は、白線5m×5本分と間隔5m×4本分+アルファで計算すると約47.5mだと思います。

中央分離帯横転事故:ひき逃げ事故
(クリックすると画像は拡大します)

衝突してからの距離を考えると、制御を失った車はかなり止まるまで距離が必要だった。
つまりスピードが速かったことではないでしょうか。

事故車両を確認します。

中央分離帯横転事故:事故車
(引用元:広島テレビ放送)

気になる点として、フロントガラスが割れていないことです。
助手席側のサイドガラスは割れ、助手席側のエアバッグが作動している状況です。

フロント部分は大破、逆に運転席側はガラスが割れていないようにも思えます。
そして屋根部分も損傷しているようにも思えません。

運転手と同乗者は助手席のサイドガラスから車外へ投げ出されたのでしょうか。
高回転でスピンしなければ、外へ投げ出される考えは思いつきません。

スピードの出し過ぎ、ハンドル操作ミスで中央分離帯に衝突し、高速スピン又は遠心力で二人は投げ出され、車は左側に横転し停車ということでしょうか。

当時は雨が降っていたという。

降水量

事故は午後11時前ということなので、広島市の気象庁観測データを確認してみます。

午後 降水量(mm) 気温(℃) 湿度(%) 風速(㎧)
9 0.5 11.6 85 0.7
10 0.0 11.6 87 1.2
11 0.0 11.4 87 2.2

降水量は事故当時、0mmという資料でしたが、放送された動いている車両を見る限り、ワイパーが動いております。
警察官も雨具着用しておりました。
路面が濡れていた、雨もまた原因の一つなのでしょうか。

風速では2.2㎧以下、国道2号の左右には高いフェンスがあり、横風が原因でハンドル操作誤ったとも考えにくい。

降水量も含めて事故原因を考えてみると、スピードの出し過ぎ、路面が雨で濡れておりハンドル操作ミス、中央分離帯に衝突し、高速スピンしながら二人は投げ出され、車は左側に横転し停車ということでしょうか。



予防するには?

まずシートベルトの着用していなかった事故だと考えられます。
ただし、着用していなければアラームも鳴っていたと思うと考えさせられる事故ではないでしょうか。

まさかアラーム解除していないと思いますが。

調べてみると、着用してなかった場合は致死率は15%を上回ると言われます。

時速60キロ(今回の制限道路と同じ)で壁(中央分離帯)に衝突した場合の衝撃力は、高さ14mのビルから落下した場合と同じと言われております。

道路交通法第71条の3では、一般道路、高速道路どこを運転するかを問わず、全ての座席でシートベルトの着用が義務付けられております。

次に雨の日の事故、雨天で夜間となると視界が悪くなり晴天時と比べると約5倍事故が発生しやすいと言われてます。
雨の日事故の多い原因は、スリップ事故。

スピード速度が高く、カーブに進入しスリップというケースが多いそうです。
今回の事故も速度が高ければカーブでスリップし事故、似ております。

また、追い越し時に急加速し直線でスリップしてしまう事例もあり、この2車線道路ですから該当していたかもしれません。

警戒標識

今回発生した事故手前には、「警戒標識」があり注意しておりました。

警戒標識
これは、前方に右、左の「屈曲(くっきょく)、折れ曲がるがること」ことを示す標識です。
この国道2号、上空からだとかなり急カーブに思えたのですが、Googleストリートビューでは緩やかなカーブだと感じます。

上空から見ると90度に近いカーブです。

中央分離帯接触事故:事故原因

ストリートビューでは。

緩やかな右カーブです。

つまり、この警戒標識があるカーブでは注意しなければならない!見落としてはならない!ということになります。

私もこの標識はあまり意識していなかったのが現実です。
同じ警戒標識でも「屈折(くっせつ)」は注意していたのですが、これからは屈曲も注意したいと改めて考えさせられた事故でした。

こちらが屈折。

警戒標識:屈折
90度カーブがこれから訪れるので減速しようと判断できる標識です。

予防するには、シートベルト着用、雨の日はスリップ事故予知、屈曲・屈折の警戒標識を理解しておくことが必要ではないでしょうか。

おわりに

報道だけでは見えない部分を探ってみました。

ひき逃げされた方は自首してください。

軽ワゴン車横転、そして事故現場、このようなカーブでも発生するのかと考えさせられます。

「屈曲」警戒標識のあるカーブは危険だと思われます。

 

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