恵方巻きの方角 早見表「2021年・2022年・2023年」かぶりの方角はこちら!7種の具材に意味はあった!
- 2018/1/30
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毎年訪れる恵方巻きですが、気になる方はその方角だと思います。
今年はどの方角?と悩みCMやポスター、広告などで把握していると思います。
恵方巻きを調べると、実は方位は決まっており悩む必要がなくなり、解消です。
関東エリアのお住まいの方は、最近になり節分(豆まき)だけだったのが、いつのまにか節分と恵方巻きが主流になったと感じられる方も多いと思います。
節分の時に恵方巻きを食べ縁起がよくなる、商売繁盛、無病息災ともあれば、この日だけは食することでしょう。
恵方巻きについて調べたことをお伝えします。
恵方巻き
恵方巻きの方角(年)
2021年(令和3年)、2月3日:南南東やや南(右)。
2022年(令和4年)、2月3日:北北西やや北(右)。
2023年(令和5年)、2月3日:南南東やや南(右)。
よく見ると、十干(じっかん)という暦に基づいて決められていて、恵方とされる方角は16方位中、4つの方角しかないそうです。
そうなんです、方角は4つだけ。
年によって方角が変わりますが、4つしか恵方巻きの方角はないこと理解しておくとよいです。
1、北北西やや北(右)。
2、南南東やや南(右)。
3、西南西やや西(右)。
4、東北東やや東(右)。
出典元:ちょっと便利長様HPより(二十四方位図)
2021年は、南南東やや南なので、(丙:ひのえ)下の方角となります。
2022年は、北北西やや北なので、(壬:みずのえ)上の方角となります。
2023年は、南南東やや南なので、(丙:ひのえ)下の方角となります。
ご自宅の方角が不明の場合、スマホなら方位・方角を確認するアプリをダウンロードすれば可能となりますが、スマートフォンを持っていない方は、こちらで確認することができるので、便利です。
指定した年の恵方を地図で調べることができるページはこちら
恵方とは
恵方とは、歳徳神(としとくじん)という神様のいる場所を指します。
歳徳神のいる場所は毎年変わり、昔からなじまれている神様。
別名は年徳(としとく)、年神様(としがみさま)、正月様などとも呼ばれているそうです。
その年のよい方角と理解されれば、OKです。
恵方巻を丸かぶりすれば、良い1年が過ごせて幸せになれるといわれてます。
恵方巻きの食べ方
1、恵方をむいて食べること。
注意点
神様がいらっしゃる、恵方をむいて食べる、その間はその方向だけ、よそ見をしてはいけません。
2、切らずに食べること。
縁を切らないという意味になります。
注意点
恵方巻きを切らない。
2、恵方巻きは黙って食べること。
運を逃がさないという意味になる。
注意点
食べるときは、黙って食べる、食べ終わるまで黙って食べないと、ご利益を得ることが出来ない。
3、恵方巻きは一気に食べること。
注意点
食べるときは、上品に切り分けせず、一本をがぶっと一気にいただきましょう、途中で休んだりすると、やはりご利益がなくなるそうです。
一本丸かじりはなぜ?
一本丸ごと食べる事で幸福や、商売繁盛の運を一気にいただく、ということを意味している事が大きいようです。
福を「巻き」込む、巻きずし。
切ってはいけない理由は、縁を切らない意味だそうです。
恵方巻きの全国周知されたのは?
大正初期からの縁起ものでしたが、1989年(昭和64)、コンビニエンスチェーンが広島県で太巻きを売りだしことで、「恵方巻き」と名前をつけ、販売始め、1998年(平成10)、恵方巻きは全国に広がり、節分の時には見られる食品になりました。
節分にする行事
豆まきをする。
豆を年の数食べる。
恵方巻きを食べる。
鰯にヒイラギ。
何もしない。
徐々に、伝統的な「豆まき」などが減少し、「何もしない」と「恵方巻き」が増えているそうです。
鰯(いわし)にヒイラギ?と思う方も多いと思いますが、玄関に飾るようです。
柊鰯(ひいらぎいわし)とは、柊の枝に焼いた鰯の頭を刺したものです。
こちらが柊鰯です。
魔除けや厄除けとして使われ、昔から日本で行われている風習だそうです。
葉の棘が鬼の目を刺し、焼いた鰯の煙や臭いによって鬼が近寄らないのだそうです。
飾る期間:一般的に2月3日~2月終わりまで。
奈良県奈良市内では、柊鰯の風習を受け継ぎ、普通に柊鰯が見られる。
福島県~関東エリアでも、この風習が見られる。
恵方巻きの中身
具材は7種類、縁起のよい「七福神」に関係し福が来てくれるように、食べて縁起を担ぐものだそうです。
7福神
恵比寿(えびす)さま。
「大漁追福」の漁業の神、時代と共に福の神として「商家に商売繁盛」や「農民に五穀豊穣」をもたらす神となり、唯一日本由来の神さまです。
恵比寿さま=きゅうり(九の利を得て商売繁盛)
大黒天(だいこくてん)さま。
大黒柱と現されるように食物・財福(金運アップ)・田の神・かまどの神・商売繁盛を司る神さまです。
大黒天さま=玉子焼き「伊達巻・だし巻き」(黄色は金運アップ)
毘沙門天(びしゃもんてん・ヴァイシュラヴァナ)さま。
勝負事に利益ありとして崇められる、財宝・知恵の福の神。
毘沙門天さま=高野豆腐(原料である大豆は邪気を取るので)
弁才天(弁財天)(べんざいてん)さま。
七福神の中で唯一女性の神様・縁結び・財福(金運アップ)・音楽・知恵の得ある神さま。
弁才天さま=かんぴょう(弁財天のはおる羽衣が長いかんぴょうに似ていることで)
福禄寿(ふくろじゅ)さま。
長寿・財産・幸福をもたらす、寿老人と同一神とされる神さま。大きな福耳とあごひげが多い。
福禄寿さま=しいたけ(大きな耳たぶはふっくらと炊いたしいたけ)
寿老人(じゅろうじん)さま。
長寿延命・病気を治す神さま、道教の神で南極星の化身の南極老人、頭が長く、ひげも長い。
福禄寿さま=うなぎ・穴子(身の長い穴子は「永続」を象徴)
布袋(ほてい)さま。
太っておおらかな風貌が好まれ、手にした袋から財を出し与えてくれる、笑顔をいつも絶やさず、笑門来福」「夫婦円満」「子宝の神」の神さま。
布袋さま=桜でんぶ(幸せを連想する桜色)
神さまと恵方巻き7種類の具。
恵比寿さま:きゅうり
大黒天さま:玉子焼き
毘沙門天さま:高野豆腐
弁才天さま:かんぴょう
福禄寿さま:しいたけ
寿老人さま:うなぎ
布袋さま:桜でんぶ
具材を食べ、縁起を担ぎ、鬼=邪気を払う意味合いが込められております。
以上、恵方巻きについてでした。
縁起物で七福神にちなんで7種類の具材に意味があったとは、納得です。
なんちゃって太巻き、なんちゃってロールケーキとは新物が出回りますが、やはりこの7種類、外せないです。
ただ、8種の具材(末広がり)の意味を含めて、8種の具材入り恵方巻きもあります。
「丸かぶり寿司」「節分の巻きずし」「幸運巻寿司」といのも地域の言い方だといわれ、比較的古くかるあるものらしいです。
具材は地域によって違うようなので、七福神にあやかって7種類というのは基本同じのようですが、ここで掲げた7種は、あくまでも参考となるようです。
今では、7種の具材が、10~15種類も増え売られている場合があります。
また、中身が海鮮系の恵方巻きもある。
食べ方も、目を閉じて食べる、笑いながら食べるというところもあり、さまざまです。
今年からは、スーパー、コンビにへ行き具材を調べてから購入し、方角調べて食べてみてはいかがでしょうか?
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コメント
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2018年 2月 07日
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2019年 1月 10日
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2019年 12月 30日
「天皇陛下さま」って陛下が天皇の敬称なんだからおかしいでしょ。
よへちぼらけ様
ご指摘ありがとうございます。
「さま」の部分修正しました。
勉強させていただき誠に感謝しております。