台風通過後の塩害被害は対策法４つだけなのでオススメです！

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2018年10月2日台風24号がもたらした被害は、雨や強風だけでなく海水を巻き上げた塩害被害も発生しました。

塩害と聞くと海辺だけと想像してしまうのが普通だと思っていましたが、台風が海水を巻上げ塩害を起こすとは誰もが想像していなかったはずです。

この塩害被害を調べ、これからも台風が通過すれば被害発生後の対処法も予防できるのではないかと考えた次第です。

日本全国にもたらした塩害被害を見てみましょう。

まずは台風24号の通過図です。

画像元：ウェザーニュース
ウェザーニュースの内容を確認すると、6,432名の回答集計した結果の被害地域となります。
赤色：車や自転車、そして窓に塩
緑色：木の葉が急に枯れた
黄色：両方ともあった

以上のような回答となり日本各地で被害があったことがわかります。

その１塩害と洗車機

私はバイクにスクリーンを付け常時走っていますが、台風24号通過後の10月1日朝、スクリーン全面とミラー部分が汚れているのに気づきました。
いつもの雨上がりのように撥水剤で汚れ落としとコーティングと思い使用したのですが、一度では曇るだけで視界良好にはなりませんでした。

おわかりでしょうか？スクリーンのちょうど半分あたり白い部分から下が塩害による汚れとなります。
上の部分は、一度では落ちず3回目でやっとクリーンな視界を保てる状態になります。
この時は、台風の塩害だとは気づかず、台風後のスクリーンは何故か落ちにくいという気持ちになっていました。

ミラー部分もかなりぼやけており、撥水剤を使うもクリーンな視界にならず曇りガラスのような状態となりやはり3回目で良好となったのを覚えております。

通勤途中のよく行くガソリンスタンドへ給油、給油している車が無く、洗車機待ちの車が6台くらい並んでいたのを覚えております。
台風後だから皆綺麗好きなんだねーと思い職場へ向かいました。

塩害被害を理解したのは、この記事を書き始めてからハッとしました。
バイクスクリーンの汚れ、バイクミラーの汚れ、ガソリンスタンドで早朝から洗車機待機の行列の理由、これは「塩害被害」だったのです。

未熟で無知な自分が、、、そして賢い選択されたガソリンスタンドで洗車待ちの方々は流石です。

なるほど車に付着している塩害を落とすための洗車待ちだったのです。
どうりでバイクの汚れがいつもと違うはず、塩害だったことが理解でき一歩前進です。

バイクの駐車している造りは、青空駐車ではなく一応屋根がありサイドは吹きさらしの感じです。

今回の台風24号の塩害は、どうやら内陸部まで拡大し被害をもたらいました。

車ならウォッシャー液でフロントガラスをワイパーで視界良好となるはず、塩害の場合は曇るはずなのでいつもとおかしいと思ったら「塩害（えんがい）」かもしれないことを覚えておいても損ないと思います。

車の場合、フロントガラス以外にもサイドミラーやリアガラス、サイドガラスも汚れを（塩害）落とさなければ視界不十分で事故になる可能性がありますから、ご注意ください。

バイクや自転車、自動車も含めて今後台風が上陸した場合、通過に伴う雨が降った場合の対応策おすすめはこちらです。

塩害被害拡大予防策は洗車です

洗車してサビを予防しましょう。
青空駐車された車は塩がこびりついているので、1回だけの洗車機では取りきれない場合もあるようです。
洗車には、コイン洗車場、ガソリンスタンドで洗車機、ガソリンスタンドで手洗い洗車とありますが、手洗い洗車が一番塩害を落とすのに効果があるといわれてます、反面値段が一番高くなります。

なお、沖縄県など台風通過の多い場所では、車検の時にグリースコート、アンダーコートを施し塩害対策しているそうです。

車にコーティングされているのであれば、直接塩分が付着することはないので、洗車した時も簡単に塩分を落とすことができので有効、おすすめです。

冬に雪が多い地方の道路では、融雪罪（ゆうせつざい）がまかれていると思います、そのまま放置して乗っていれば、車の下回りはサビるはずです。
塩害とは別物ですが、雪山へ行く場合も車のメンテンス心掛けたいですね。

その２塩害と植栽の木

植栽の葉にシオが付着して急に枯れてしまうそうです。

この画像よくみると左側だけ枯れています、右側は通常です。
道路に植えてある植栽ですが、台風の風向きは左から右方向へ吹いていたのでしょう。
塩害の被害は木を葉も枯れてさせてしまう勢いです。

機の葉を枯れさせてしまう被害は、日本全国でも報告されています。

もう一度、ウェザーニュース様の画像です。
緑色：木の葉が枯れた被害
各地で緑色（被害）が多発しているのがわかります。

私も通勤途中にイチョウの木を通過する場所があるのですが、台風通過後、イチョウの実（ぎんなん）が沢山落ちている、臭ったので覚えております。

10月1日は銀杏を拾う方もいられました、10月3日頃になるとイチョウの葉が落ち一部冬支度なのか？
違うこれも「塩害の仕業」だと思います。
道路に多くのイチョウの木が並んでおりますが、木の病気ではなく塩害だと思います。
実が落ち2日後に葉が枯れて落ちる現象、塩害しかないはずです。

大切な木が塩害の被害にあった場合の対処法はあるのか？
見守るしかないようです、いろいろ手を加えて失敗する事が多い様に思いますというコメント情報があります。
活力剤をあげたり、声をかけてあげる事は良いと思います。
たいてい植物は自ら危機感を感じて応じた発育をするそうです、葉を落としたり、枝先が枯れることもありますが、自ら生かす為の株の決断、植物は長い目で見ていかなければならないようです。

鉢なら雨風が当たらない場所へ移動させるのがおすすめ。
こちらも沖縄県では、台風通過後は庭木に水をかけて塩害を防いでいるそうです。

田畑や果樹園なども深刻の悩みとされています。

その３塩害は電柱から火花も発し停電させる

こちらも台風24号影響がもたらした塩害です、海水の塩分が付着して起きたようです。

Youtube動画（1分04秒）確かに電柱から火花がでている
千葉県などの沿岸部で2日夜～3日未明にかけて「火花が出ている」という通報が相次ぎ周辺の約1,700件が停電しました。

東京電力では、台風で潮が吹きつけられ、塩分が電線や変圧器の近くに付着し、音や火花が発生、いわゆる「塩害」と調べてます、また今回の台風は風台風だったため、塩分が流されなかったとみています。

どうやら風台風の時は、塩害被害が拡大する回答があったように思えます。
なるほど、風台風の場合は雨が少ないため塩が流されず「塩害」となる確率が高くなるわけなのですね。

台風が過ぎてから「電柱火花」という時間差を理解しておきたい。
台風通過したから懐中電灯、非常食を収納してしまうのではなく、数日間は「塩害被害で停電発生するかもしれない」ことも理解しておきたいのがオススメです。

その４塩害で電車乱れる

現実に塩害の影響と思われるニュース記事があります。
送電線から出火して停電が起き、早朝に復旧したがダイヤが乱れ、計約7万2千人に影響した。
台風24号の影響で送電線に吹き付けられた海水が乾燥し、電線がショートする塩害が起きたとみて調べています。

3日午後9時40分ごろ停電発生、３本の電車が駅間で立ち往生、乗客計約1,280人を線路上に降ろし、徒歩で最寄り駅などに誘導。

このようなことから、台風通過後の列車情報は、常に鮮度の高い新しい情報が必要です。
テレビ、ニュース、インターネットから情報収集して台風通過後も塩害が発生していないか観察するのがお勧めです。

おわりに
まさか塩害がここまで来たとは現実に遭遇して驚いております。
皆様も、近所の樹木など気にして見てはいかがでしょうか？
枯れている樹木があれば「塩害」かもしれない予測してみませんか？
台風接近し通過後は「塩害」発生しているはず、「洗車や水撒きしよう」と一連の動作に繋がれば塩害も被害も少なくなると思います。
建物の網戸、雨戸、水拭きできる場所も塩害予防しておいたほうがよいのかもしれません。

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Tami（多観）