Tami（多観）

2018年3月24日(土)に、観光・飲食施設や歴史資料展示館を集約した「朱雀門ひろば」がオープン予定です。
場所は、奈良市の世界遺産、平城宮跡の“正面玄関”にあたる朱雀門（すざくもん）南側、団体バス、タクシー、乗用車の駐車場も完備しており、平城宮跡へのアクセスも向上する。
平城宮跡は、学術上きわめて価値の高い文化財として、1951年（昭和26年度）に特別史跡に指定され、1998年（平成10年度）世界遺産に登録されています。

魅力ある平城宮跡の正面玄関「朱雀門ひろば」を調べてみました。

朱雀門（すざくもん）ひろば

（提供元：奈良県様HPより）

国土交通省では、平成20年度の閣議決定に基づき、「古都奈良の歴史的・文化的景観の中で、平城宮跡の保存と活用を通じて、“奈良時代を今に感じる”空間」コンセプトとして、国営公園部分の事業を進んだのがきっかけ。
今回開園するのは3.1ヘクタールで事業費は75億円。

4つの（１～４）施設が設けられ開館する。

１、天平みはらし館

休憩スペース・展望デッキをVRシアター備えている。
園内周遊の拠点として活用できます。

２、天平みつき館

奈良県内の観光案内や県内の特産物、平城京ゆかりの物品が揃えてある。

３、天平うまし館

県産材を使ったレストランやカフェで安らぐ。
遣唐使船解説コーナー、復原遣唐使船へ乗船できのが魅力的です。

４、天平つどい館

団体客の集合場所、公園内施設の利用案内、情報提供している。

５、平城京いざない館

平常京での人々の営みを再現した映像プログラムや平常京の模型の展示をしている。
第一次大極殿の木組み模型（１/５スケール）の展示など。

６、孔雀大路・二条大路

孔雀大路と二条大路は平常京メインストリートです。
この広さに圧倒され記憶に残るはずです。

今後の予定では、天平衣装での行列などさまざまなイベントを企画している。

朱雀門（すざくもん）

（提供元：平成宮跡資料館様HPより）

「朱雀」は、四神の一つで「南」を守護する神獣。
四神：青龍・朱雀・玄武・白虎という四つの神獣が天の四方を守っているとわれてます。
平城京の入口の羅生門から、75mもの幅をもつ朱雀大路がまっすぐ北にのび、その4km先には平城宮の正門である朱雀門がありました。
朱雀門は、西約25ｍ、南北約10ｍ、高さ約20ｍ、朱色に塗られた入母屋二層構造です。

見どころ

奈良時代、朱雀門から羅城門を結ぶ朱雀大路は幅80ｍ、長さ3,700ｍに及ぶ壮大な道路が見どころ。

アクセス

【公開時間】
9：00～16：30（入場は16：00まで）。
【休館日】
月曜日（月曜が祝日の場合はその翌日）、年末年始(12月29日～1月3日)

【料金】
入場無料。

【所在地】
〒630-8003 奈良市佐紀町特別史跡平城京跡地内
電話：0742-30-6753

周辺施設なら法華寺（ほっけじ）もオススメです

（出典元：光明宗法華寺様HPより）

大和三門跡にも数えられている門が有名です。
東大寺を起点とした佐保路の西の端にあたります。
国宝指定発表の維摩居士坐像が国宝指定となり、拝観できる。

創建由来
創建当初から、（天平時代から）千二百五十年以上続くお寺です。光明皇后様は、藤原不比等（ふじわらのふひと）公没後、不比等公の屋敷を皇后宮とし、その後、総国分尼寺　法華滅罪之寺とされました。
その後、略称として法華寺と呼ばれるようになります。
東大寺が総国分寺、法華寺が総国分尼寺となされ、『続日本記』には、光明皇后様の勧めによると記されています。

御本尊
本尊様は、国宝の十一面観音様です。
光明皇后様が蓮池を歩かれた姿を写したと言い伝えられています。
蓮の花と葉を交互にされた光背や、右足の少し浮いた遊び足は、他の仏様には、あまり見られない、特徴にあげられています。

本坊の庭園は名園として有名です。
安産や厄除けのお守りになる守り犬は、寺の尼僧の手によるものです。

【公開時間】
9:00～17:00
【所在地】
〒630-8001 奈良県奈良市法華寺町882
【電話】
0742-33-2261
【拝観料】
本堂
大　人：500円（高校生以上）
中学生：300円
小学生：200円
本堂（御本尊御開帳時期）
大　人：700円（高校生以上）
中学生：500円
小学生：300円
華楽園
大　人：300円（高校生以上）
中学生：200円
小学生：100円

 

奈良駅周辺に訪れた時には、一度訪れるべき観光スポットだと思います。

その他　観光関連

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