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お正月飾りは、いつ飾るのでしょうか?昔から一夜飾りは縁起が悪いと聞いていましたが、本当にそうなの?とふと悩みはじめ、毎年飾られる正月飾りを調べてみました。
いろいろなご意見があると思いますが、納得できればと思います。
正月飾り
しめ縄としめ飾り
しめ縄は漢字だと「注連縄(しめなわ)」と書きます。
神様が宿る神聖な場所とこの世を分け隔てる境界線です。
しめ飾りは、しめ縄に縁起物の飾りをつけたものを「しめ飾り」と言って、主に玄関に飾ります。
神様を迎え入れるという意味や神様がいらっしゃっても恥ずかしくない家だという印として飾られます。
一夜飾り(悪い日・飾る日)
なぜ一夜飾りがダメなのか。
一般には、「お正月の神様をお迎えするのに、たった一夜では誠意にかける」とか、「葬式の時には、『一夜飾り』になる為に、それに通ずるから避けた方がよい」という説がある。
暦の上では、毎年12月13日は正月事始、正月の準備に取り掛かる日。
正月の準備を元日の前日である大晦日などで行った場合、(吉神とされる歳神様=歳徳神)を招くのに急いで準備したと
いうことになり、神様に対して失礼であるということから一夜飾りは縁起が悪い、神さまに失礼とされてます。
【悪い日】
葬儀が一夜飾りですから、一夜飾りは縁起が悪いといわれてます。
31日は、一夜飾りになるので良くないと言われています。
30日は、旧暦では大晦日とされるため、一夜飾りと同じ意味を表すようです。
29日は、「二重苦」「苦に繋がる」「二重に苦がつながる」「苦が待つ(末)」、忌み言葉になるため避けるべき。
縁起が悪いからではなくて「失礼にあたるから」のようです。
また、信仰心がある人ならともかく、信心がないなら気にする必要もないです。
【飾る日】
29日、30日、31日は遠慮する風習は日本だけのものらしいです。
28日までが飾るのに適している意見が多いようですが、日が悪いと感じた場合などは、「正月飾り」や「しめ縄」等は塩で清め、飾ってからまたその場に塩をまいて飾れば大丈夫とされてるようです。
(清め塩:罪やケガレを消したり、リセットしたりする意味もある)
正月事始12月13日~28日の間に飾るもの、28日になるまで待つ必要はないと。
(13日~25日はクリスマスの飾り?)
12月23日が御松迎(おまつむかえ)でして、この日に松や、しめ縄を飾る風習がありましたが、昭和40年ころから、クリスマスが盛大になり、伝統の「御松迎」もあやふやになってしったようです。
本来ならば、12月23日に飾るべきですが、現在の風習ですと、クリスマス後に飾るので、飾り物は塩で清め、あやまちをお許し頂いてから飾るのがよいとされてます。
正月飾り・しめ縄、干支の置物などは、31日を避けてべき、年内が飾れないなら、年が明けた元旦に飾る。
元旦朝から車につけるとか。
結論、12月26日~28日が飾り日、29日と31日は避ける日、それ以外は塩で清めてから飾る。
「八」の付く日時が良い(末広がりで縁起が良い数字)とされてますから12月28日がベストです。
ドタバタしている時は30日に塩で清め飾る。
28日が仏滅の場合、仏滅と神道は関係がない「神道と六曜は関係なし」ようです、元旦が仏滅だから初詣は行かない人はいないから。
鏡餅
鏡餅も一夜餅を避け飾ります。(一夜松も避ける)
鏡餅の処分は、一般的には1月11日の鏡開きの日にお汁粉などにして頂きます。(関西1/20)
鏡餅は松の内(1/7)を過ぎてそのまま11日まで飾ってもかまいませんが、食べ物以外の飾りはこの時に取り外すとその後の処分がスムーズといわれてます。
鏡餅を食べることで、一年間の無病息災につながると言われています。
鏡餅を飾るのを忘れた場合
餅が無ければ、塩と水と米を小皿にもって、御供えさせて頂くとよい、供物の下に白紙を敷くとより丁寧です。
正月飾りはいつまで飾るのか?
1月7日まで、飾り7日又は8日の朝に外します。
7日に外した場合、朝に七草粥を頂いた後に外すことが多いようです。
12月28日~1月7日(松の内)が一般的に飾る期間となるようです。
また、小正月(1月15日=旧来の松の内)や二十日正月(1月20日)までという地域もあります。
正月飾りの片付け処分方法
毎年(小正月)1月15日の小正月に神社などで行われる「どんど焼き」「お炊き上げ」などでお正月の飾りを集めて焼くのが正式のようです。
火で焼いた餅を食べると今年も一年、無病息災で過ごせるといわれいます。
15日のどんど焼きを行っていない地域の場合は、神社へ連絡し、定められた期間内に近所の神社に持って行きます。
自分で処理する場合、正月飾りは、一般のゴミとして出しても問題はないようです。
細かくしてから、塩で清め、丁寧に新聞紙に包み、燃える日にゴミに出す。
だるま・熊手・しめ縄・門松・破魔矢。
鏡餅は、カビてなければ食べることをお薦め。
正月以外にも一夜飾りはあるので注意
女の子の節句である、ひな祭り。
お雛様はもともと病気や災いを人形に移し、身代わりとなってもらうというものであり、そのお身も守ってくれる雛様を一夜で飾るのは良くない、失礼であるという考えがあるようです。
男の子の5月人形、端午の節句。
男の子の無事の成長、繁栄を願う端午の節句をお祝いするときに
神さまに感謝、家族の健康を願い、お飾りは風習などで一部違うとは思いますが、一般的に正月飾りの部分はこのような結果でありました、意外と間違っていないと感じます。
一夜飾りは、やはり縁起が悪く、神さまに失礼であることが理解していただければ幸いです。
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2018年 1月 02日
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