トレーラー横転事故の回避策はあるのか?過去の事例を理解し予防したい

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突如男女3名の尊い命が奪われたトレーラー横転事故、身近にある危険と感じたのは私だけでしょうか。
日頃から通勤でも利用している一般道ですが、トレーラー横転のニュースを観て何か防ぐ方法はないのかと調べてみました。

トレーラー横転3人死亡

2018年9月8日(土)午前8時45分ごろ、千葉県千葉市若葉区中野町の県道129号線上の丁字路(ていじろ)交差点でトレーラーが横転する事故が発生しました。

事故の内容は、鉄くずを積んだ大型トレーラーが左折しようとして右側に横転、対向車線で信号待ちをしていた軽乗用車が下敷きになった。

押しつぶされた軽乗用車には運転手43歳男性、助手席には37歳の妻、運転手の父親70歳男性が後部座席で巻き込まれ、午後約6時間後の2時45分ごろ現場で救出されましたが死亡が確認されました。
千葉東署では、3人の死因は圧死とみられる。

千葉東署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、トレーラーを運転していた26歳男性を現行犯逮捕、容疑を過失致死に切り替えて、事故原因、鉄くずの積載状況を調べています。

調べでは、「仕事で八千代市内から都内に向かっていた」といい、左折の際、バランスを崩し横転してしまった」と供述している。
トレーラーは鉄くず約37トンを積んでおり、交差点を左折した際に横転したとみている。
よく見ると車道だけでなく、歩道まで鉄くずが散らばっています、歩行者が信号待ちをしていたらと思うと恐ろしい横転事故です。


画像元:Google Map
事故現場はこちらです。


トレーラーが走った道路はカーブの多い下り道、40キロ制限であり舗装された道路はこのように注意表示された部分であった。
この下り坂をどのくらいのスピードで走っていたのだろう。
突き当たりの交差点がもし赤信号であったら、このような事故は起きなかったかもしれない。
鉄筋37トンと10トン以上の過積載であった。

過積載、減速せずに左折する際の侵入スピード、遠心力が大きくなり積荷のバランスが崩れ横転したと思います。
亡くなられた方のご冥福を祈ります。

事故予防回避策
信号待ちをしていたことで起きた事故ですが、予防策はあるのでしょうか?
近隣の男性も「現場はこれまでも横転事故がよく起きているカーブ」と話していることから、停止線の位置を手前にするのはどうなのか、信号機から少し離れた位置を停止線にすれば横転した際も防げたかもしれない。

この事故以外にも多発する多い交差点付近は、あえて停止線より手前で信号待ちをするしか回避策はないと思います。
乗用車2~3台分くらい停止線から離れて信号待ちをしていればと思うと無念な事故でした。

過去のトレーラーに関する事故事例

ケース1:トレーラーが横転、歩行者の上にコンテナ落下

2006年7月31日午前11時10分ごろ、静岡県静岡市清水区内の国道1号バイパスで起きた事故です。
60歳の男性が運転する大型トレーラーは、右折中の際にバランスを崩し横転、歩道で信号待ちをしていた歩行者の20歳女性を直撃する事故、女性は全身を強く打ち収容先の病院で死亡が確認されました。

歩道では2~3人が信号待ちをしていたが、女性だけが逃げ遅れ積載していたコンテナの下敷きになった。
女性は心肺停止の状態で約30分後に救出されましたが、実際には即死に近い状態だったとみられる。

調べに対して60歳の男は「減速が遅れ、普段よりも速い速度を保ったまま右折を開始してしまった」などと話している。

死亡した女性は事故当時、携帯電話を使用していたとみられ、トレーラーが突っ込んでくるのを目撃した他の歩行者が「危ない」と声を掛けたが、これに気づくことなく、そのまま立っていたという。

懲役2年6カ月の実刑となる。

事故予防回避策
トレーラーは重心が高く一般のトラックより左右に揺れやすい、そして転倒しやすいことを理解しておく。
右折、左折する時に起きた事故、トレーラーの侵入速度も常日頃から理解しておくとあぶない侵入速度が理解できる。
信号待ちの交差点では、携帯電話やスマートフォンを使用を控えて「トレーラーが横転するかも」と危険予測が必要、歩道だからと安心できないことがわかります。

対策は、ドライバーの安全運転に対する意識教育しかないかもしれません。

ケース2:大型トレーラーが横転、首都高5号池袋線

2009年2月14日午前11時50分ごろ、首都高速5号池袋線上りで大型トレーラーが横転する事故が発生しました。
発生現場は、熊野JCT(ジャンクション)板橋本町から東池袋方面へ向かうほぼ直角に曲がる2車線の左カーブです。

トレーラーは曲がりきれずに横転し右側壁に衝突した。
警視庁高速隊によればこの事故で、40歳ぐらいの男性運転手が死亡した。

事故予防回避策
この事故は単独事故でしたが、高速道路上のカーブで起きた事故なのでカーブに差し掛かる際は車間距離を十分にとる。
二車線道路で横に並走する大型トレーラー、速度が速いと感じカーブが近づいた場合は、手前で減速して並走しない(譲る)のも回避策ではないだろうか、一般道も含めて並走してのカーブは気をつけたい。

コンテナの高さを理解しておく、コンテナは地上から高さが約3.8mもあります、コンテナはカーブで遠心力がかかりやすいので日頃から確認しておくのも予防になると思います。

コンテナの運転手は、積み荷のコンテナを開けることができず、重心がどの位置か把握しにくいので大型トレーラーにコンテナがある場合は、十分な車間距離が必要。

2010年大型トレーラーの横転事故を防ぐことを目的に、コンテナの中身の情報を運転者に知らせることを義務づける新法案が閣議決定された。
新法案は、海外からの輸入コンテナを受け取る業者らが、中身や重量の情報を荷主側から入手し、トレーラーの運送会社に伝えることを義務づける。
積み荷の情報を伝える義務などを怠った場合、50万円以下の罰金などが科せられるになりましたが、運転するドライバーの教育が一番必要かもしれません。

対策は、こちらもドライバーの安全運転に対する意識教育しかないかもしれません。

ケース3:大型トレーラーが横転、低速でも横転の危険がある

2009年5月13日午前11時45分ごろ、名古屋市港区大江町付近の県道(片側3車線の緩やかなカーブ)を走行していた大型トレーラーがカーブを進行中にバランスを崩して横転する事故がありました。

荷台部分から滑り落ちたコンテナが左車線を走行していた乗用車を直撃し、乗用車はコンテナに押し潰されて大破。
運転していた41歳女性と、後部座席に同乗していた64歳女性が死亡し助手席に同乗していた39歳の女性も重傷を負った。

警察はトレーラーを運転していた61歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。
コンテナの積載重量は適正、速度も法定速度内だったが、荷台とコンテナの固定が不十分だったことが分かった。
コンテナは荷台部分に4か所のロックで固定される構造になっていたが、事故当時は前2か所がロックされていない状態だったことが判明する。
検察は出発前にチェックを怠ったことが事故につながったとして、男を自動車運転過失致死傷罪で起訴した。

事故予防回避策
緩やかなカーブでもコンテナが落下するという認識を持つことが大切です。
荷台のロックを忘れ運転すれば、緩やかなカーブでもコンテナが落下し乗用車に直撃するはずです、大型トレーラー横転ではなくコンテナだけが荷台から脱落した事故、またカーブで起きる大型トレーラー事故ですがカーブ並走するのは控えたい。
2車線以上の車線では、トレーラーが近づいた際は、車間距離をあけて走行するのが予防法だと思います。

ある教授は、トレーラーの構造にも原因があると指摘。
運転席部分と荷台との連結部が揺れを吸収するようになっており、運転手の快適さを確保のため、運転席部分と車体がなるべく離れた位置にある、運転手の『なぜ横転したのか分からない』という供述は理解できる。
トレーラーの構造上、後ろがふらついても、運転席にはなかなか伝わらない。
運転手が揺れに気付いたのは、横転する直前ではないかと推測しています。

コンテナの4ヶ所ロックも確認しないで道路を運転しているトレーラーが今後もあるかもしれません、トレーラーとカーブは気をつけると認識しておけば予防できると思います。

ケース4:大型トレーラーが追突事故、約20トンの鉄筋が隣の車線に落下

2018年8月8日午前1時20分ごろ、真夜中も交通量の多い福島県福島市内の国道4号で信号待ちをしていた大型トラック2台に、後ろから進行してきた大型トレーラーが追突する事故がありました。
衝突の衝撃でトレーラーは荷崩れを起こし、積載していた鉄骨20トンが隣車線に落ちたという。

福島県警・福島北署によると、現場は福島市鎌田付近で片側2車線の直線区間で発生、下り線を走行していた大型トレーラーは減速が間に合わず、前方で信号待ちをしていた大型トラック2台に追突。

事故による人的な被害は無かったが、事故が起きた際、荷崩れを起こした鉄骨が落ちた車線に車列があった場合は、死傷事故となっていた可能性が高い。

現場は道路照明もあり、夜間でも見通しの良い区間、トレーラーの前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

事故予防回避策
後ろからの大型トレーラー追突事故、前方不注意ですから予防策はあるのでしょうか?
脇見をしない、車間距離を十分とる。
渋滞末尾で停止するときはハザードランプを点灯させる。

事故防止対策には、定期的なドライバーの事故防止教育、ドライブレコーダーの導入、安全意識向上のための報奨制度、燃費管理やエコドライブの推進が必要かもしれません。

過積載とは

過積載(かせきさい)とは、トラックなどが荷物を積み過ぎること。過積み。積み過ぎ。過載。

過積載のトラックや大型トレーラーを見つけた場合は、車間距離をとることといわれています。
過積載による影響

・道路が傷む
・エンジンに負担、車両の寿命が短い
・ブレーキの制動距離が長くなる、止まりにくい
・積荷のバランスが崩れ対向車のはみ出し、カーブでの横転しやすい
・下り坂ではブレーキが効かなくなる場合もある(フェード現象)
・カーブの旋回が難しくなる
・タイヤが破裂(バースト)やパンクしやすい
・重心が高くなり、車両自体が横転する
・燃費が悪くなる

過積載の罰則
2017年4月1日から積載量を超えたトラックおよびその事業主に対しての罰則を強化。
・違反点数の累積期間が3カ月から2年間に変更
・具体的な罰則として高速道路利用料の一部割引停止措置
年中高速道路を利用している運送業にとって割引き停止は経営に打撃を与えます。

過積載の割合が100パーセントを超えた場合(最大積載量の倍以上の荷物)
6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金、違反点数も6点が算定

過積載の割合が50パーセント未満の場合は違反点数が2点、反則金が3万円です。

ドライバーだけではない運送会社にも罰則対象になります。
過積載の責任はドライバーだけでなく、運送会社や荷主側にもあるとされています。
運送会社に対する罰則はより重いものとなり、最悪の場合では運行管理者資格証の返納命令が出され、事業所としての資格取り消しとなります。
警察署長から再発防止命令が勧告された場合、再発防止命令に違反すると、6カ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金となります。

 

おわりに
過積載の大型トレーラー、過積載しないでもトレーラー事故は第三者を巻き込みやすいと理解できたと思います。
トレーラーに近づかないこと、特にカーブ(コーナー)は注意が必要ですし、遠心力でコンテナが倒れる側は特に危険です。

過積載の取り締まりも強化していると思いますが、トレーラー運転手の安全運転が最も重要です、私たちはトレーラーコンテナ車に車間距離をおいて事故の巻き沿いにならない行動が今後も必要です、注意して車道・歩道を利用してゆきたいです。

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