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2020年の「一番マグロ」の初競り「すしざんまい 本マグロの値段は1億9320万円」決着!
初競り市場:東京中央卸売市場の豊洲市場
1キロあたり:70万円(過去2番目)
マグロ:青森・大間産
重量:276Kg
初競り落札:人気寿司チェーン店「すしざんまい」を経営する株式会社喜代村
お披露目店:築地の本店(並ぶと食べれる可能性 下記にマップあります)
【速報】2020年の初競りにて大間産 276kgの最高級の本まぐろを1億9320万円にて落札いたしました。この後、築地の本店にてお披露目します。 pic.twitter.com/OUn6XtBaqZ
— つきじ喜代村「すしざんまい」公式 (@zanmai_man) January 4, 2020
2番目の高値、並んで食べれるとよいですね。(願ってます)
2019年1月5日の午前5時10分、関係者の手締め(商売繁盛祈る)の後、鐘の音を合図に豊洲市場では新春恒例の初競り(はつぜり)が始まり、史上最高の3億3360万でマグロが落札されました。
中央区にあった築地市場は、老朽化が進み江東区の豊洲伊市場へ移転しましたが、豊洲市場にとっては始めての初競り、これほど高値になるとは驚きました。
どのような味なのか食べてみたいと誰もが思うはずです。
鮪(マグロ)は278kgで青森県の大間産、大間のマグロといえば黒いダイヤ「クロマグロ、本マグロ」とも呼ばれ、正月の初競りには欠かせない恒例のイベントです。
過去の初競り金額はいくらだったのか?
初競りとは?
どこで食べれる?(解体ショーはどこで?)
いくつか来年の初競りに向けて理解しておきたいことをご紹介します。
はじめに、築地(つきじ)市場から豊洲市場、初競りの過去(魚場・重量㎏・価格)を見てみます。
築地・豊洲市場の初競り過去(2009年~)
2019年(平成31):東京都中央卸売市場(豊洲市場)
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:278キロ
価格:3億3,360万円(最高額)
落札:つきじ喜代村(㈱喜代村) すしざんまい(すしチェーン)
2018年(平成30):東京都中央卸売市場(築地市場)
10月11日に豊洲市場開場したため、2019年より豊洲市場で初競りとなります。
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:405キロ
価格:3,645万円
落札:「やま幸(やまゆき)」(都内の仲卸業者)
2017年(平成29):築地市場
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:212キロ
価格:7,420万円
落札:つきじ喜代村 すしざんまい(すしチェーン)6年連続
2016年(平成28):築地市場
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:200キロ
価格:1,400万円
落札:つきじ喜代村 すしざんまい(すしチェーン)5年連続
2015年(平成27):築地市場
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:180.4キロ
価格:451万円
落札:つきじ喜代村 すしざんまい(すしチェーン)4年連続
2014年(平成26):築地市場
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:230キロ
価格:736万円
落札:つきじ喜代村 すしざんまい(すしチェーン)3年連続
2014年からは、㈱喜代村の独壇場(どくだんじょう)となります。
2013年(平成25):築地市場
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:222キロ
価格:1億5,540万円
落札:つきじ喜代村 すしざんまい(すしチェーン)2年連続
本マグロの初競りで1本1億円以上の値がつくことで、競合相手(すしざんまい以外のお店)は高値競争から撤退します。
2012年(平成24):築地市場
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:269キロ
価格:5,649万円
落札:つきじ喜代村 すしざんまい(すしチェーン)
2011年(平成23):築地市場
魚場:北海道戸井産(クロマグロ)
重量:342キロ
価格:3,249万円
落札:板前寿司(香港のすしチェーン)と久兵衛(銀座にある老舗すし店)が半分ずつ共同購入
2010年(平成22):築地市場
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:232.6キロ
価格:1,628万円
落札:板前寿司(香港のすしチェーン)と久兵衛(銀座にある老舗すし店)が半分ずつ共同購入
2009年(平成21):築地市場
魚場:青森県大間産(クロマグロ)
重量:128.4キロ
価格:963万円
落札:板前寿司(香港のすしチェーン)と久兵衛(銀座にある老舗すし店)が半分ずつ共同購入
初競りとは
その年で初めて行われる、市場での競り(競り売り)。
初めての競り。
初競りによる青森県の大間産のクロマグロ、歴代を見るとさらに一度は食べてみたい気持ちになります。
つきじ喜代村、やま幸、板前寿司、久兵衛この4社が初セリの顔ぶれとなります。
私なりに来年こそ食べれる店舗!予想したいと思います。
・1位(毎年1月5日に食べれる初競りマグロ店)
競り落としに一番近い会社です。
株式会社喜代村は、関東中心に51店舗展開するチェーン店です。
2019年の3億3360万の一番マグロは、築地場外のすしざんまい店に運ばれ皆さん食されました。
一貫あたりの値段は、24,700円と史上最高額と発表されてます。
初競りの5日午後2時頃から解体ショーとなり、1時間以上待ちにもなります。
もちろん数に限りはあります。
見て大きさに驚き、食べても満足できる。
どうしても来年は食べてみたい方!
予測ですが一番可能性のあるお店だと思います。
毎年1月5日は初競りの日ですから、2020年1月5日を確認してみると日曜日です。
東京都中央卸売市場の年始の「初市」年末の「止め市」情報を確認しても1月5日が最初の初せりと公表されているため、間違いはないです。
そうです、1月5日の午後は「築地場外のすしざんまい店」に行けば食べられる可能性高まります。
2020年東京オリンピック開幕する、元号も変わるので、さらに上乗せ「4億円の初競りマグロ」だってありえると考えられます。
タレントさんやテレビ中継もされることですから、タレントに出会える、テレビに映る、インタビューされる可能性もあります。
2019年訪れたタレントさん
・TOKIO城島茂さん
・TOKIO松岡昌宏さん
インタビューに応じた声を聞いてみます。
史上最高額の味は「最高です!脂が乗っているというのもあるし朝からあのマグロを追いかけてきたのでこういう形で口の中に入って感無量です」。
「大間のはコリコリしててこれはとろけます、おいしいです」
と何とも食べてみたい気持ちになります。
そんな気になる築地場外にあるすしざんまい店の場所は?
すしざんまい本店でした。
住 所:104-0045 東京都中央区築地4-11-3
営 業:24時間営業
定休日:年中無休
すしざんまい1号店として2001年の4月に築地場外市場にオープンした店舗です。
Free Wi-Fiも設置されてます、近代的ですね。
アクセス1:日比谷線築地駅から徒歩3分:280m
日比谷線(ひびやせん)は、東京地下鉄(東京メトロ)が運営する鉄道路線です。
アクセス2:大江戸線築地市場駅から徒歩6分:500m
都営地下鉄大江戸線(とえいちかてつおおえどせん)は、東京都交通局が運営する鉄道路線です。
都営大江戸線と呼ばれることも多い。
最高値で落札した喜代村の木村清社長はこのように語ってます。
「ことしも頑張る、お客様があって成り立つ、うちがあるのはお役様があってだから、お客様のためにはなんでもする」力強く頼もしい社長さんです、来年もご祝儀的な価格あるのでしょうか。
今年逃した初競りマグロ、まずは来年行って食べたい場所ナンバー1候補だと思います。
・2位(予想)
第2位はやはり2018年に落札した「やま幸(やまゆき)」(都内の仲卸業者)です。
王者の喜代村の7連覇を阻止、競り合うことができ、築地で1番を目指すマグロ専門仲卸だからです。
卸ですから買い主様がおります。
フードサービス事業(株式会社LEOC)代表者:小野寺祐司さんです。
そして運営している「鮨 銀座 おのでら」で初競りマグロが振舞われました。
調べてみると、㈱LEOCが設立35周年目という節目から落札したのです。
LEOCは、全国2,100箇所の事業所があり、病院・福祉・学校・スポーツ関連等、さまざまに事業展開しています。
外食事業の銀座おのでらは、東京銀座に本店、世界7都市11店舗を構えてます。
メニューも鮨だけでなく鉄板焼きや天ぷらなど提供。
2018年の初競りのマグロは銀座店のほか世界各国の支店で提供されました。
2020年初セリにまた頑張ってほしい店舗情報です。
鮨「銀座店」銀座おのでら 公式ページ こちら
住 所:東京都中央区銀座5-14-14 サンリット銀座ビルⅡ 1階
電 話:050-3187-9490
定休日:水曜日
営業時間:ランチ 「11時~15時(ラストオーダー14時)」
0000:ディナー「17時~22時(ラストオーダー20時)」
座席数:カウンター席9席
アクセス1:都営浅草線、東銀座駅、4番出口230m徒歩3分
都営地下鉄浅草線は、東京都交通局が運営する鉄道路線です。
都営浅草線とも呼ばれてます。
アクセス2:地下鉄日比谷線、東銀座駅、4番出口230m徒歩3分
東京メトロ日比谷線は、東京地下鉄(東京メトロ)が運営する鉄道路線です。
すしざんまいとなるのか?それともやま幸、「鮨 銀座 おのでら」となるのか。
場所やお品書きをイメージしておくと、来年に向けて便利だと思います。
鮨 銀座 おのでらで食事をされるなら予約が必須のようです。
口コミ(クチコミ)レビューを見ると、ランチのオープン直後、あっという間に予約で満席になってしまう。というレビューがあります、ご注意ください。
初競りで漁師が受け取る取り分の金額は?
初競りで3億3360万円の漁師が受け取る取り分は?
いくらなのでしょう。
調べてみると、競り値の80%が受け取ることができる金額と言われております。
つまり2億6688万円!まさにご祝儀という金額です。
クロマグロの普段の相場(金額)はどれくらいのか?
豊洲市場の「生鮮クロマグロ」1KG単価で調べてみます。
2019年1月5日の初競り:296,000円(高値)~2,160円(安値)。
2818年1月5日の初競り:172,800円(高値)~2,484円(安値)。
豊洲市場の「冷凍クロマグロ」1KG単価ではどうなるのか
2019年1月5日の初競り:6,264円(高値)~2,376円(安値)。
2018年1月5日の初競り:8,640円(高値)~1,728円(安値)。
生鮮クロマグロ(黒鮪)と冷凍クロマグロ(黒鮪)の差が確認できます。
このようなデーターは「GD Freak」様の資料を基に掲げた数字です。
GD Freak 東京都中央卸市場日報 市場系統情報 こちら
こちらの資料は、随時更新してます。
いかに正月の初競りの金額が高いことを証明しております。
ご祝儀価格なんだとわかると思います。
2019年最高値のクロ鮪を釣られた方は誰?
釣った漁師さんは、藤枝亮一さん64歳です、漁師暦は19年。
藤枝さんが口にした言葉は?
2019年1月5日自宅で「電話で落札を知らされたが、桁が間違ってるんじゃないかと思った」
今回のマグロは「海の底に針がかかったような重さだった。命がけで漁に出て釣ったので大事に味わってほしい」。
すしざんまいの木村社長は、来週中に落札額を現金で支払います。
初競りが高い理由は?
初競りが高い理由は、やはりご祝儀の宣伝効果にあるようです。
落札した黒鮪、すしざんまいさんお店では、普段と同じ通常価格で振る舞われました。
「すしざんまい」のテレビ(TV)で取り上げられる!
お正月(1月5日)は「すしざんまい」本店に行こう!
そして解体ショーも観たい!
集客効果、販売売り上げになる。
2018年を除くここ数年間は、初競り=すしざんまい
定着しました。
新鮮な魚たべたい気持ちと初競り鮪食べたい気持ち、心を揺さぶられる気持ちになります。
私も来年こそ「すしざんまい」へ行きたいです。
青森県大間産のクロマグロが人気の理由
回遊しながら泳ぐマグロは、冬の時期になると対馬暖流に乗り、津軽海峡を泳ぐとされてます。
その周辺にはマグロが好むえさが多いためと言われてます。
赤身に脂、うま味と大間で釣れるマグロは一味違うため、御殿(マグロ御殿)を建てる方も多いそうです。
大間産のマグロはプロの方も納得している魚だがら値段が高く、人気の理由だそうです。
私はまだ口にしたことがないので、「これだから旨い」と断言できませんが、誰もが納得する味、マグロの本質が大間産にあるものと推測します。
おわりに
新年の初競りまぐろ、一度は口にしたい気持ちです。
御祝儀!毎年テレビ報道され活気付きます。
2020年に向けてまた一年頑張りましょう。
ご祝儀も(所得税・市県民税・事業税)とかかるようです。
大事にお金使っていただきたいと思います。
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2019年 1月 08日
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