歯槽膿漏 40歳過ぎたら80%の方が歯周病で歯が抜けるので注意

歯槽膿漏

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会話をしていて人が遠ざけるしぐさ、
相手が鼻に手をあてるしぐさ、
ありませんか?私は体験済みです。

原因は何だろうと思いますが、相手はなかなか伝えてくれません。
会議中の出来事ですが私の隣と前に座る方が鼻に手をあてるしぐさをして会話をしている、それ以外の離れた方はそのようなしぐさをせず、議題に専念していました。

その時私は気付きました、『私は口臭がひどい』と感じとってしまったのです。

液体やスプレーで口臭を予防するものも試しましたが、結果ダメでした。 歯槽膿漏を知り、予防したい方は是非読んでください。

 

歯垢(しこう)別名:プラークを知る

歯磨きをすれば、取れるのが歯垢(しこう)です。
但し、歯と歯の間、歯と歯が重なった部分、歯と歯茎(はぐき)の境目、奥歯のかみ合せ部分など落としにくい箇所が多くあります。
歯ブラシで落とせなかった食べカスがたった24時間経過するだけで、歯垢に変化するという。
驚きです、食べかすが歯垢に変化した部分は細菌の住処(すみか)となるのです。
歯垢の中には1億個以上300種類の細菌が潜伏(せんぷく)しております。
歯磨きの大切さが、私も理解できました。
ここで毎食歯磨きができている人と、明日の朝磨けばいいやという人と歯垢の考えで見れば、どちらが歯周病になりやすいか、わかりますよね。
私も明日でいいやタイプでした。 歯垢は細菌の固まり(おおげさかもしれません)と思って就寝前に歯磨きを行うことが必要です、気持ちを切り換えましょう。

 

歯ブラシの使い方

歯垢を除去するためには、歯ブラシの使い方で変わります。
1、力を入れて磨かないこと、毛先が寝てしまうくらいは強いです。
2、歯と歯茎(はぐき)の間に毛先があたるようにブラッシングする。
ちょうど歯に対して45℃の角度がよい。
ここが歯槽膿漏の原因、歯垢、歯石が溜まる、細菌が臭気を発生させる、口臭となる、歯茎が下がる、歯が抜ける。これが1本1本上下の歯に発生します。

3、前歯や前歯の裏側は、歯ブラシを縦にしてみがく。
こちらは歯に対してブラシ 面が平行になるように磨くと落としやすいです。

歯ブラシの選ぶには、ふつうでよいと思います、毛先が針のような形状がオススメです。
ちなみに私は歯医者から、ふつうで毛先が針状の歯ブラシを購入しております。
市販でもそのような形状が売っております。

歯磨きをしていて歯茎(はぐき)から血がでるようですと、やわらかめをオススメします。

電動歯ブラシについて、私は使用していないので、どうなのかわかりません 歯科医では、歯ブラシでのブラッシングを推奨しているようです。

 

歯磨きのプラスアルファーとして(使いはじめました)

歯茎(はぐき)が上がってしまった方、(私もそうです)前歯はいいのですが奥歯系になると、つまようじで食べカスをとる方は該当します。
『歯間ブラシ』を使い食べかすや歯垢を取りましょう。
歯間ブラシは市販のものでよいと思います、極細タイプなど種類が豊富ですが、私の場合極細タイプで歯と歯の間に入れたり出したりしています、歯と歯のポケットが大きい場合は、上下しながら入れたり出したりと行います。
極細歯間ブラシが入らない場所は、『デンタルフロス』を使います。
私の場合は前歯の部分をデンタルフロスで用います。
デンタルフロスも様々な種類がありますが、ケースの中に糸が収納されているタイプ(市販品ですがジョンソン・エンド・ジョンソン㈱のREACH(リーチ)デンタルフロスワックス18mお試しサイズ狭い歯間)を使います。
使う分だけ糸を伸ばし(30cmくらい)切ります。
人差し指の左右に糸を巻きつけ(左手人差し指巻きつけ—————右手人差し指巻きつけ)という感じで糸の中央に歯と歯の間に入れます。
入りましたら、動かして歯と歯の間の食べカス、歯垢を取ります。
歯間ブラシとデンタルフロスを使った後、ぐちゅぐちゅとうがいをしてみてください、洗面台に最小の食べカスが見えます。
今までは歯磨きだけで終えた日々これじゃダメということが判明しました。

1、普通に歯磨きする。(今まではこれでおわり)

2、歯間ブラシを使う。(歯と歯の間のカスと歯垢取り)

3、デンタルフロスを使う。(歯と歯の間のカスと歯垢取り)

4、再度、歯磨きする。(45℃の角度で歯茎とのすき間にブラシ入るように)

日本歯科保存会に、歯ブラシのみで歯垢の除去率は61%と歯ブラシとデンタルフロスで79%、歯ブラシと歯間ブラシで85%の除去が報告されています。

このような歯磨き手順になりました。
今まで2分位で終えた歯磨きが、1~4の作業を行うと5分以上となります、私の場合、昼食後はそのままお茶か水でぶくぶくうがい程度、朝食後と夕食後はやるようにしました。

2017年1月から歯科受診するようになり、ようやく衛生士さんから最近歯の手入れはうまく行っていますね、と評価していただける言葉、ありがたいと思います。



歯垢(しこう)が歯石(しせき)に変化する

歯垢が硬くなったものが歯石です。
磨き残しの歯垢が、だ液などの成分によって48時間(2日間)で歯石になるのです。
怖いですね、歯石になった場合は歯磨きで取除くことができません。
ウソではない、本当です。

歯石になると、細菌の温床(棲みか)となり、歯を支えている骨が溶かされ(歯茎があがる)歯を失う歯周病、つまり歯槽膿漏、口臭のもとになるのです。

この細菌たちは、糖分を栄養源としていますので、10時の休憩、15時のおやつなど頻繁に食べている方は、注意が必要です。
この時間帯は水分補給(水・茶)などで飲用し歯のPH(ペーハー)値を中性に保つことも必要です。
食べると口の中が酸化し中性に戻るまで(元に戻るまで)2~3時間必要と言われています。

元に戻す力、それはだ液です。

酸性(PH5.5)より酸性になると、歯に穴が開き虫歯となります。

歯医者からの話ですが、歯という硬さ(エナメル質)は水晶と同じ硬さと聞きました。
あの硬さを溶かす虫歯菌すごすぎると思います。

 

歯槽膿漏(しそうのうろう)

歯周病が進行した状態です。
今まで説明してきた部分を悪化させた場合です、歯を支えている骨や組織が破壊され、腫れたり、化膿したり、出血したり、歯茎が下がる状態です。
それ以降進行すると歯を支えきれなくなり抜けてしまう、虫歯は無いのに歯槽膿漏で歯が抜けるということになります。

おそらく私は中期の症状だったと思います、歯茎が下がり歯が伸びたなと感じた、また奥歯の歯茎がぶよぶよしている、つまようじで食べカスを摂ると出血する、うみ(化膿)はないが口臭がある。
この段階で私は歯科医院に行きました。

ひどくなる(後期)と歯が支えきれずぐらぐらするそうです、歯が抜ける手前で歯科医に行っても、限られた治療となるのです、虫歯の場合、痛いから歯医者に行く、治療し詰め物、かぶせ物で処置してよかったとなりますが、歯槽膿漏の場合は、歯茎が下がるため、ぐらぐらし歯が抜けてしまう、インプラントや入れ歯の選択肢になるのでしょう。

 

どうしたら予防できる

歯石はやはり歯医者で取除くことが必要です、いくら丁寧に歯ブラシをしても取りきれない歯垢があり、歯石となる。
歯と歯茎の歯周ポケットも同じことが言えます。

歯槽膿漏は、他の病気にも結びついている、心臓病や糖尿病がある方は注意が必要と言われています。

 

おわりに

どうでしたか?歯槽膿漏は怖い、虫歯でないのに歯が抜けることがわかっていただけたら幸いです、私も歯間ブラシを使った時にこんなにすき間がある、うがい後にこんなに食べカスが出たとか驚きました。

抜けてしまう前に一度自分の歯を見直すことがオススメします、見直したからこそ定期的に歯科医院受診するようになりました。

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