
目次 Contents
ノロウイルスは、アルコール消毒は効果がない。
アルコールで消毒すれば、手洗いは必要ない?と思っている方、注意が必要です。
冬にピークが来るので、注意すべきこと、予防法をご紹介します。
ノロウイルス
症状
吐いたり下痢をしたりするのが主な特徴。(多くの原因がノロウイルス)
また、24~48時間ほどの潜伏期間を経て、37~38度の発熱と痛みも伴います。
予防方法
ノロウイルスは、非常に感染力が強く、わずかなウイルスでも感染するため、自宅でできる予防法。
感染症予防で一番大切なのは、「手洗い」。
手洗いは、食中毒や感染症予防の基本です。
【赤ちゃんのおむつ交換】
空港、バスターミナル、駅、遊園地、ビーチ、ファミリーレストラン、大型ショッピングモールのトイレには、赤ちゃんのオムツを交換する台が設けられている。
オムツ交換する際は、「感染性胃腸炎」を防ぐため、「赤ちゃんはオムツ交換台を介してノロウイルスに感染」という説が有力、大きめの使い捨てビニール「シート」を敷き、使用後は捨てることが感染予防になる。
オムツ交換を終えた者が「後に使用する親子のために」と消毒スプレーを吹き付けて、それを拭きとってから去る姿などは見たことがないためである。
オムツ台を使用する前は、消毒スプレーを吹き付け、ペーパーで拭きとるひと手間を忘れないことも重要です。
家庭内で注意すべき行うこと、二次感染
予防方法、名医によれば、手洗い、消毒なのですが、ノロウイルスは一般的なアルコール消毒では、ほとんど効果がないと言われる。
ノロウイルスは、塩素系の漂白剤を薄めて使用することで消毒、殺菌されるのでよいと言われます。
使う場合は、必ず説明書をしっかり読んでいただくこと、濃度により使用方法が違う。
刺激性が強いので、マスク、ビニール手袋を使用することが大切。
薄めた漂白剤を使用する箇所は、手洗いはせず、あくまでも触れたところだけに使うことがポイントだと言われてます。
つまりトイレの便座、手すりなどに薄めた漂白剤で拭き、除菌する。注意しなければならないことは、塩素系(揮発)なので、換気をしっかり行うこと。(塩素の刺激臭を和らげる)
家庭内で注意しすべきことは、手洗いが重要、絶対的と言われてます。(薄めた塩素系の漂白剤では、手を洗うことができないため)
除菌ができる石鹸も効果がない。(但し、石鹸は汚れやウイルスを浮かすことができるので、手の汚れ、ウイルスを取り除きやすいと言われます)
食事の場合、ごはんを食べる前、調理される前などはしっかり手洗いすることが必要。(指輪などしている方は、指輪の隙間にウイルスが溜まりやすいので、指輪を外し手洗いしたほうがよいと言われます)
子どもの世話や看病をした人がおう吐物を介して二次感染するケースが多いため、おう吐物の処理方法を理解しておく、触れた部分の消毒を行う対策が必要です。
手洗い方法
アルコールでは、手についたノロウイルスを消毒できません。
石鹸を使い「30秒間、こすり洗い」、「20秒間、流水ですすぐ」と効果的だと言われてます。
指先、親指のまわり、手の甲は洗い残しが多いので、意識して洗うことが必要。
1、(手のひら) 石鹸を泡立て手のひらをこする。
2、(手の甲) 手の甲をこすります。
3、(指先) 指先を手のひらでこすります。
4、(指の間) 指の間も洗います。
5、(親指の周り)親ゆびと手のひらをねじり洗いします。
6、(手首) 手首も忘れずに洗います。
7、流水でよく洗い流します。
8、水分をよく拭き取ります。
洗いとすすぎは、2回行うと効果的とも言われてます。
ノロウイルスに感染した場合
トイレの場合、ノロウイルスに感染し下痢をしている場合、トイレを流すときは、ふたを閉めて流すことが大切だと言われます。
感染者のトイレ後に拭くタオルも気を付けなければなりません、ウイルスが付着している可能性があるため、できれば毎回、タオルを代えるのですが、そのまま洗濯機には入れず、薄めた漂白剤に1分ほど浸けてから洗濯するのがよいと言われます。
タオル交換が面倒な場合、タオルを使用しない代用品として、ペーパータオルを使用することも有効と言われてます。(ペーパータオルを使用したら専用のごみ箱へ)
家でおう吐してしまった場合は、まず服装が大事と言われてます。
1、ビニール製の上下服
2、マスク
3、ビニール手袋
おう吐物は、思いのほか飛び散るので、広めに消毒が必要。(目に見えないところまで消毒する)
4、消毒液を新聞紙やペーパータオルで浸します。
5、浸した新聞紙、ペーパータオルを外側から内側に拭きます。(内側から外側に拭きとると広がるため)
6、床を十分に消毒します。
7、拭き取った汚れものは、ビニール袋に入れてしっかりと口をしばり、封じ込める。(ウイルス飛散防止)
8、完了したら、手洗い、換気を忘れずに行う。
消毒液の作り方、二次感染予防方法
ノロウイルスは、胃腸炎の原因のウイルス。
先ほども言っておりますが、ノロウイルスはアルコールでは効果がないので、「次亜塩素酸ナトリウム」という消毒液を使い、除菌します。
家庭用で市販されている塩素系漂白剤に、次亜塩素酸ナトリウムが含まれております。(キッチンハイター、ピューラックスなど)
▼消毒液がキッチンハイター、ピューラックスの場合の消毒液の作り方(製品の濃度5~6%)
【通常の消毒の場合】(便座、ドアノブなどの消毒 0.02%濃度の塩素液)
・500mlのペットボトルの水に対して、500mlのキャップ1/2分(2.5ml)入れて消毒液が作れます。(注意することは、液を入れ過ぎないこと、誤飲しないよう「消毒液」など目立つよう表示させておく)
完成したら、人が触れるところ、便座、ドアノブなど中心に定期的に拭くことが大切です。
【おう吐などの場合】(おう吐物に対しての消毒 0.1%濃度の塩素液)
・500mlのペットボトルの水に対して、500mlのキャップ2杯分を入れて消毒液が作れます。
完成したら、おう吐物の拭き取り用として使用します。
▼消毒液がミルトン、ミルクポンの場合の消毒液の作り方(製品の濃度1%)
【通常の消毒の場合】(便座、ドアノブなどの消毒 0.02%濃度の塩素液)
・500mlのペットボトルの水に対して、500mlのキャップ2杯分(10ml)入れて消毒液が作れます。(注意することは、液を入れ過ぎないこと、誤飲しないよう「消毒液」など目立つよう表示させておく)
完成したら、人が触れるところ、便座、ドアノブなど中心に定期的に拭くことが大切です。
【おう吐などの場合】(おう吐物に対しての消毒 0.1%濃度の塩素液)
・500mlのペットボトルの水に対して、500mlのキャップ10杯分を入れて消毒液が作れます。
完成したら、おう吐物の拭き取り用として使用します。
消毒液を使い、二次感染を予防します。
ノロウイルスの薬、特効薬
ノロウイルスに有効とされる薬や予防ワクチンは開発されていないのが現状です。
今のところ有効とされているのが「対症療法」(たいしょうりょうほう)。
対症療法は、自然治癒能力を高め、原因となるウイルスや菌を直接攻撃する治療ではなく、症状を緩和させる治療とされています。
『安静にし、ウイルスが排出され、症状が緩和されるのを待つ』『他人との接触を避け、水分補給』が対症療法。
下痢や脱水が進行する場合は、病院へ行き点滴など処置が必要となります。
実際に感染したらどこへ相談したらよいのか
かかりつけの医療機関、近くの保健所で相談ができます。
自分で悩まずに、電話などで相談したほうがよい言われてます。
ノロウイルス・インフルエンザだけじゃない感染症にも注意
年末年始に海外へ脱出すれば「ノロウイルスやインフルエンザから自由になれる」と思う人がいるかもしれない。しかし、一方で海外では、日本国内以上に感染症対策が求められることを忘れないでほしい。
特に注意を払うべき対象は、麻疹(はしか)です。
手洗いの励行やマスクの着用では、防ぐことのできない感染症であると警鐘している。
おわりに
まだ特効薬はなく、身近に起きるノロウイルス。
手洗いが最も重要と言われてますので、手洗いをしてウイルスの侵入を防ぐ、マスクをし飛沫感染予防、この季節を怖がらず乘りきりましょう。
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