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ズラリと陳列されているUSBメモリ、どれを選べばよいのか迷います。
読み込み速度や大容量になればなるほど値段もアップします。
自分のパソコン(PC)に最適なUSBメモリ選ぶにはどうしたらよいのか?
ご紹介したいと思います。
▼USBメモリとは?
1、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus)頭文字をとってUSB。
日本語で言えば、共通な接続方法と思ってください。
パソコン周辺機器に対して統一された接続方法と思えばよいと思います。
2、一言で言えば、記憶をさせるための装置です。
ファイルデーター、画像、音楽などを記憶させることで持ち運びができ、
他のパソコンでも使いたいときなどに接続してデーターなどを見る利点があり、非常に手軽(軽い)で便利です。
ポートと呼ばれる差し込み口に入れるだけで使えるようになります。
注意点としては、
①、小さいので無くしやすい、落としやすい。
②、容量もパソコンに比べると少ないので一時的な持ち運びとして利用すること。
③、壊れやすいかも(必ずパソコン内に元データーが残っている状態にしておく)
しかも静電気に弱い、冬場の静電気注意が必要です。
④、ポートに差し込む場合は、windows(ウインドウズ)が起動してからUSBメモリを差し込む。
⑤、USBメモリを抜く際は、必ずタスクバー(パソコン画面下部にある)
「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」をクリックし該当するメディアをカーソルであわせクリックする。
ここで大事なことは、すぐに抜かないこと。
『ハードウェアの取り外し ‘USB大容量記憶装置’はコンピューターから安全に取り外すことができます。』
のウインドウが表示されてから抜くこと。
失敗談として、この表示前に抜くと、再度USBを使う場合に起きる現象として、読み込み
が認識されない症状となり、USBメモリ内を開くことができないことになります。
つまり、フォーマットが必要、内部データーが全て無くなる、本当ですよ、たかが抜くだけでと思われるかもしれませんが、私の経験上「やってしまった」ということが、数回あります。
気をつけて抜いて下さい。
USBフォーマット方法(クイック)も記載しておきます。
①、マイコンピューターを開きます。
②、カーソルを移動して該当するリムーバルブディスクをクリックします。そして右クリックする。
③、ウインドウが表示され、その中からフォーマット(A)をクリックする。
④、フーマットオプション(O)の中にクイックフォーマット(Q)の空欄部分に『レ点』がついているか確認します。
⑤、『開始(S)』をクリックします。
⑥、警告文が出ます、『警告:フォーマットするとこのディスクのすべてのデーターが消去されます。
ディスクをフォーマットするには「OK」を、終了する場合は「キャンセル」をクリックしてください』、『OK』をクリックします。
▼ポート(USBポート)
購入したUSBメモリをポートに差し込むだけで、最近のパソコンは自動認識を行い使用できる状態となります。設定などは必要ありません。
USBポートの差し込み口には、表と裏があります。かみ合うように入れてください。
USBメモリの金属部分(長さ約1.3mm)が入り込めばOKです、自動認識され、データー、画像、音楽を入れることが可能となります。
USBメモリを購入後、自動認識された後の操作方法ですが、
1、マイコンピューターを開いてください。
2、リムーバルディスクと表示されている部分が、USBメモリになります。
3、カーソルを移動してリムーバルディスクをダブルクリックして下さい。
4、リムーバルディスクの中身(白紙)が現れたと思います、こちらにデーターを入れることで保存されたことになります。
5、データーを入れる方法ですが、元のデーターを右クリックで「コピー」を選択し、リムーバルディスクの白紙部分にカーソルを移動させ、右クリックで「貼付け」を選べば、コピーされたデーターがリムーバルディスクの中に見えると思います。
これで完了です。
▼USBメモリの信頼性
USBメモリ、フラッシュメモリ、SDカードなどは、実は書き込みを行うことで劣化しているのです。
いきなり開かなくなる(使用不可)ことがあります。
ですから大きい容量のUSBメモリを購入するなら、容量を少なくしてUSBメモリを2個持ったほうがよいと思います。
壊れて当然ぐらいの気持ちが必要です。
▼USBメモリの種類
USBメモリ 1.1 転送速度(理論値₎最大12Mbit/s 5V 100mA
USBメモリ 2.0 転送速度(理論値) 最大480Mbit/s 5V 500mA
USBメモリ 3.0 転送速度(理論値) 最大5Gbit/s 5V 900mA
USBメモリ 3.1 転送速度(理論値) 最大10Gbit/s 20V 5A
USB2.0は1.1のUSBと比較すると、40倍の転送速度となり、3.0USBだと1.1の400倍、USB3.0はUSB2.0の10倍の転送速度となっております。
▼USBメモリタイプ別の選択方法(こんな感じで売られています)
1、スピードで選ぶなら高速タイプ
2、選ぶのに迷ったらスタンダードタイプ
3、ソフト付き安全面を選ぶならセキュリーティー付きタイプ
4、おしゃれ好きで選ぶならデザインタイプ
▼USBの容量にあわせた選択方法
1、2GB(ギガバイト)までのUSBメモリなら簡単なデーターの移動や保存に、ワードやエクセルの文書、ファイルの持ち歩きにおすすめです。
2、8GB(ギガバイト)までのUSBメモリならデジカメ、音楽ファイル、容量が大きいパワーポイント、ファイル等の安心容量サイズです。
3、16GB(ギガバイト)までのUSBメモリなら高画質デジカメ、画像やデジタルビデオのカメラ等の動画ファイルの保存に最適サイズです。
4、これ以上ですと、32GB、64GB、128GBがあります。
▼音楽やフォト(写真)の保存可能な曲数と枚数。
2GB 音楽 340曲 写真 1,536枚
4GB 音楽 680曲 写真 3,072枚
8GB 音楽1,020曲 写真 6,144枚
16GB 音楽2,040曲 写真12,288枚
▼USBメモリの役割
ハードディスクの代わりに読み書きが早いフラッシュメモリの特性を利用して頻繁(ひんぱん)に使うデーターのバックアップを受け渡しすることが可能です。
ノートPCのデーター保存用に、データー領域が少ないミニノートの保存用に、PCのデーター保存用、音楽データーのバックアップ用、ipot等に入っているお気に入りの音楽データーをUSBメモリにバックアップ用といて利用が可能です。
また、目的別に色分けしてきちんと整理する工夫もいかがでしょうか。
白=社内用
ピンク=プライベート用
黒=取引先用
青=データーバックアップ用
iPhone iPat用スマホUSBメモリ、スマホ、タブレット用も存在します。
USBTYPEC対応USBメモリもあります。(こちらはまだ使用していません)
スタンダード、超ミニタイプ、高速タイプ、カラフルタイプ、超ミニタイプはミニノートPCに差し込んだままでも気にならないほどのUSBが存在します。
▼USBメモリとUSBフラッシュメモリの違い
USBフラッシュメモリが正解の言葉らしい。同じいいまわし、同じ意味
USBメモリという言葉で私も使っています。
▼USBメモリ重要事項、接続規格を確認する方法
自分のパソコンが、USB2.0対応までか、USB3.0まで対応できるのか調べる必要があります。
せっかく高額(大容量と3.0速度)のUSBメモリを購入しても実はUSB2.0までしか対応していない、となると実際の速度は2.0レベルの速度範囲で処理されることになります。
これを避けるには、自分のパソコンを調べないとわかりません。
調べ方をご紹介したいと思います。
Windows7の場合、(windows8 8.1 windows10の方はデバイスマネージャーまで展開して下さい)
1、スタートボタンをクリック、コントロールパネルを選びクリックする。
2、デバイスマネージャーをクリックします。
3、ユニバーサルシリアルバスコントローラーをダブルクリックする。
4、表示されている部分がUSB接続の受口となります。
パソコン側の接続規格となります。
誰でもデーターを早く処理したい気持ちはありますが、自分のパソコンがどの規格に該当しているのか確認が必要となるのです。
USB3.0 Root HUB(ルートハブ)という記載がありますか?記載があれば対応しているはずですが、更に確認が必要です。
更に接続部の端子ですが、USB1.1やUSB2.0では端子が4本、3.0では端子が9本になっております。
USBを接続する受口を見て下さい、青色の絶縁体(プラスチック)が見えませんか?受口の周囲ではなくちょうど中央部分に青色の絶縁体があればUSB3.0対応しています。
USB1.1、2.0では黒色や白色、青色ではないのでUSB3.0メモリを購入しても処理速度が速くなりません。
青色が基準と申し上げましたが、メーカーによっては黒色、実はあるのです。
受口周辺に記載があるパターン、周辺にロゴマークがあるか見て下さい、『SS
ロゴマーク』『USB3.0』とか記載があります。まさに利用者泣かせです。
USB2.0ロゴマーク
USB3.0ロゴマーク
5、余談ですが受口と言ってきましたが、正式名称を載せておきます。
パソコン側の四角い長方形の形状部分の受口を「タイプAアップストリーム型」と言い周辺機器の台形部分の端子を「タイプBダウンストリーム型」となります。
口径がまったく異なる接続部分ですが、供給する電源の方向も伝えておきたいと思います。
パソコン側が電源を送る方(タイプA)で、周辺機器(コピー機)など台形の差込口は(タイプB)でデーターや電源を受け取る側となります。
どれくらいパソコン周辺機器を接続できるかというと、ハブという機器を使えば、一つのパソコンから最大127個の機器を接続することも可能です。
そんなに使う方はまずいないと思いますが。
▼USBメモリどれを選ぶか?
パソコンのユニバーサルシリアルバスコントローラーと受口(ポート)部分(色)を調べてから、USB2.0メモリ又はUSB3.0メモリにするのかでよいと思います。
USB3.0メモリも家電量販店に行くと一列くらいしか陳列されていません。
多くはUSB2.0が現在主流のようです。
様々なタイプがUSB2.0メモリだと陳列されています。
更にUSB3.1メモリクラスになると、品数がまだ少なく、自分の持ち運ぶUSBメモリの容量が多くなければ、そこまで必要ないと思います。
USB2.0メモリで決まり、あとは容量(GB)をどれにするか?と考えてから通販、家電量販店に行きましょう、圧倒される陳列棚にとまどうことはないはずです。
失敗談ですが、お店の表示されている広告で「USB3.0速い」というのを真に受けて購入し、パソコン側のスペックは、USB2.0まで対応と後から知りました。
これじゃUSB3.0は、無駄になってしまったということ、 是非、調べてから購入しましょう。
▼人気のあるメーカーUSBメモリ
人気のあるメーカーUSBメモリですが、Transcend(トランセンド)USB3.0規格の高速スピードです。
東芝(TOSHIBA)USB3.0対応したUSBメモリこちらも人気です。
シリコンパワー(Silicon-Power)アクセント、印象に残るUSBメモリです。
バッファロー(BUFFALO)こちらも人気があります。
USBメモリはオプション機能やデザインなど好みがありますので、紹介したメーカーは基準ぐらいとして把握しておいて下さい。
▼おわりに
USBメモリを購入することで調べることが面倒な方は、USB2.0メモリで充分と思います。容量(GB)だけ気をつけてご購入下さい。
USB3.0対応なら、先ほど紹介したメーカーでデザインやオプション機能を見定めてから決めてもよいと思います。こちらも容量(GB)には注意です。
この文章を読んでどのUSBタイプを購入したらよいのか判断材料になれば幸いです。
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