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どこでも起きる「あおり運転」怖いですよね、どうやら警視庁はあおり運転防止するために、動きがあったようです。
ところで「あおり運転と誰が決めるの?」 その場では無理でしょう。
警察に連絡しても遅いのではないかという疑問も。
発端は、2017年6月5日に起きた「神奈川県の東名高速道路でワゴン車がトラックに追突され夫婦が死亡した事故」、危険運転致死傷などの罪で起訴された被告はなんと、この前後にも同様の危険な運転を繰り返していたことが警察の調べでわかったのです。
警察庁は、こうした「あおり運転」を防止するため、将来重大な事故を起こすおそれがあるとして道路交通法の規定を積極的に適用し、運転免許停止の処分を行うよう全国の警察に指示したそうです。
著しく危険を生じさせるおそれがあるドライバーに対して、最長180日間、運転免許停止の処分ができる。
でもこれって何らかの事故やトラブルがあってからの遅い処分じゃないのか?
2016年、全国の警察が規定を適用して免許停止の処分を行ったのは674件で、このうち6件が免許停止の処分を受けた現状です。暴行や脅迫などのトラブル、取締りの強化、危険な運転をするドライバーを減らしていきたいといわれているが、あおり運転されている際に、警察がいない場合にどう対処すべきか?調べてみました。
あおり運転(いやがらせ・脅し運転)とは
煽り運転(あおりうんてん)とは、前方を走行する車に対して、進路を譲るよう強要する行為であり、車間距離を詰めて異常接近したり追い回す、ハイビーム・パッシング・クラクション・幅寄せなどによって相手を威嚇する、嫌がらせをするなどの行為に代表される。
出典元:ウィキペディア様より
煽り運転は「違法行為」と認識しておきましょう。
煽り運転で死傷事故を起こした場合、死亡事故で1年以上20年以下(加重により最長30年以下)の有期懲役、負傷事故で15年以下の懲役が科せられ、また運転免許は基礎点数45 – 62点により、免許取消・欠格期間5~8年の行政処分を受ける可能性があります。
脅し行為のほか、慰謝料などの賠償金を狙って故意に事故を起こす「当たり屋」も、あおり運転とされています。
運転されている誰もが、大声、パッシング、幅よせは受けたことがあるはずです。
警視庁の立場
警視庁はあおり運転に対して、「事故にまで至らずとも、免許停止など適切な処分を行うように」指示しております。
「事故が起きていないのに処分できるの?」と疑問?
道路交通法では「将来的に事故を起こす可能性が高いとみられる者の免許を停止できる」とされています。
警察に通報
煽り運転に遭遇した場合、自分で対応・解決しようとせず警察に通報すること。
【通報内容】
◆必ず安全な場所に停車する。
◆トラブルの状況、相手のナンバーと車種、進行方向。
過失運転致死傷罪
交通事故を起こし、被害者を(怪我・死亡)させたりした場合、成立する可能性がある犯罪。
適用された場合の罰則は、「7年以下の懲役または禁固もしくは100万円以下の罰金」とされています。(自動車運転処罰法5条)
ただし懲役や禁固の場合には、執行猶予という制度がありますので、実際には刑務所に行かなくても良いとなる可能性があるかもしれません。
罰金刑が適用された場合でも、「懲役にならなくて良かった」と安心してはいけません、罰金は一括納付、期限が決められています。
納付できなければ、留置されて働かされることになる。
予防法(いやがらせ対策・脅し)
1、相手にせず道を譲るのが一番の対処方法。
2、ドライブレーコーダー(後方用も取付)。(証拠映像には必需品)
3、リヤガラスにダミーカメラを設置する。
4、「前後録画中」のステッカー。
5、急ブレーキで対抗しない。
6、平常心でいることで二次災害防止。
7、相手が車を降車し、文句を言いに来ることもあるので、ドアはしっかりロックし110番。
8、車外に出ない。
やはりドライブレコーダーで前方・後方と録画しておいたほうが一番証拠となり効果があるようです。
二度とあの事故が起こらないよう願うばかりです。
あおり予防法(ニュース報道より)
2017年8月、京都市でバイクに乗った男女が乗用車にひき逃げされる事件、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の容疑で逮捕された男が、さらに「あおり運転」や「進路妨害」をした疑いがあるとして、より罰則の重い同法違反(危険運転致傷)などの罪で起訴されている。
8月4日午前1時頃、大学生の男女2人(20才と19才)が乗ったバイクに普通乗用車がぶつかり、2人は転倒して重傷。車を運転していた男(56才)が現場から逃走。
事件後、付近を走行していたタクシーのドライブレコーダーから、男が150mにわたってバイクに対しクラクションを鳴らしながら車間距離を詰めた上、回り込んで進路を妨害し接触、バイクを転倒させる様子が録画されていた。
男は公判で「バイクのスピードが遅くていらいらした」と述べる一方で「衝突は故意ではなかった」と発言している。
対するバイクの大学生は、夜間で安全運転を心掛け、速度も落としていたという。
事件があったのは平日深夜。
車のドライバーは仕事を終えて早く家路に着きたかったのかもしれない。
一方のバイクの大学生はタンデムの彼女に気を遣い、いつもより慎重にゆっくり走っていたのかもしれない。
そのタイミングで運悪く両者が遭遇してしまったのである。
ドライバーは「ノロノロ、ちゃらちゃらしやがって、早く行けよ!」と苛立ち、ライダーは「ルールを守って安全運転しているのに何がどうしたの?」と不安と恐怖におののいたことだろう。
よくあるシーンではないだろうか?
道路ではお互いの意思の疎通が難しい。
直接言葉でコミュニケーションがとれないために得てして勘違いが起こりやすい場所でもある。
運転者はライトをパッシングさせたり、クラクションを鳴らして、あるいはハザードランプを点滅させるなどして自分の意図を相手に伝えようとするのだが、それがうまく伝わらないことも多い。
合図のためのパッシングやクラクションを「自分への攻撃」ととって頭に血が上ったり、後続車への注意喚起のためのポンピングブレーキも度が過ぎると「嫌がらせ」に思われたりするのです。
そこから生じた些細なすれ違いがやがてエスカレートして、大きな事故や事件につながっていくのです。
実際に「あおり」に遭遇したらどう対処したらよいのだろう。
この事件の場合、もし自分がバイクに乗っていてあおられたら、ウインカーを出しながら路肩に寄せるなど、さっさと道を譲って「お先へどうぞ」とジェスチャーで伝えるだろう。
まずは相手に同調して熱くならない、相手の土俵に上らないことだ。
急ブレーキをかければ追突される可能性もあるし、急加速で振り切ろうとすればさらに火に油を注ぐことになりかねない。
ぶつけられればバイクに勝ち目はなく、最悪は一巻の終わりとなる。
冷静に考えれば、誰もそんなことで意地を張って命を落としたくはないだろう。
そんなときは、相手をうまくいなすことが一番。
「いなす」という言葉を辞書で引くと『 相撲で、相手が突進してくるのを片手で 相手の肩口を横に突きながら急にかわして、相手の態勢を崩す』とある。
また、『真剣に受け止めずかわすこと』とある。
類語には、はぐらかす、あしらう 、のらりくらりする、核心をつかませない、などとある。たとえ理不尽に思えても、「あおり」には「いなし」で対応する。
「いなす」これぞ極意。
賢いやり方で自己防衛するには、特に「深夜の人目の少ない時間帯などは危険と認識」し、そこで絡んでくる「不審な車両は極力避ける」。
悪質な場合は、やり過ごしてから「ナンバーを確認して警察に通報する」ことが、賢いやり方だそうです。
「あおり運転」をしてバイクの男女にけがをさせた上、逃走した男に対し、京都地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、橋本雅治被告(57)は8月、京都市中京区で車を運転中、大学生2人が乗ったバイクに「あおり運転」をして転倒させ、2人に重軽傷を負わせて逃走しました。
警察は過失運転致傷などの疑いで逮捕しましたが、検察は、より罰則の重い危険運転致傷の罪で起訴していました。
判決で京都地裁は、「独善的で危険な運転態度。飲酒するなど交通規則軽視が甚だしい」などと非難し、懲役2年・保護観察付きの執行猶予5年を言い渡しました。
判決後に会見した被害者の男性は、「執行猶予じゃなくて、実刑にしてほしかった」と述べました。
検察は控訴するかどうか検討しています。
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