インフルエンザ新治療薬「ゾフルーザ」新薬は服用1回で効果があり保険適用される見込み!インフルエンザA・B・C型どれに効果があるの?副作用は?

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新しいインフルエンザ治療薬の新薬「ゾフルーザ」が近く販売が始まる見通しになったことご存知でしたでしょうか?
今までインフルエンザ治療薬は「タミフル」「リレンザ」だけだと思っていたら、「ゾフルーザ」もどうやら仲間入りする発表がありました。(他にもあり)
この「ゾルフーザ」は、塩野義製薬が開発したもので、既存の薬のように数日間にわたって毎日服用する必要はなく、12歳以上であれば、1回2錠を服用すれば済むそうです。
ウイルスの増殖を抑える高い治療効果があると報告されています。
以前、インフルエンザとなった時の印象ですが、服用後は1日1℃ずつ体温が下がり39℃近くあった体温は3日後には平熱になり、「薬は全てのみきり」の指示で対処したことを思い出します。
その思いが今回開発された「ゾフルーザ」インフルエンザウィルスを1回2錠でウイルスの増殖を抑えてくれるなんて驚きです。
もう一つ驚きなのが、審査です。
厚生労働省は、「画期的な新薬」は医療機器を世界に先駆けて実用化する方向を定めており、審査期間を短縮する制度「先駆け審査指定制度」を行っており、3年間からの導入後、新薬として初めて適用され、通常なら1年かかる承認を4ヶ月という期間で承認されてます。
(2017年10月申請から2018年2月で承認:医薬品ではゾフルーザが第1号)
製造・販売は承認されたため、今後身近な名前「ゾフルーザ」が処方されることになるはずです。
ゾルフーザの効能・効果
「A型又はB型インフルエンザウイルス感染症」と書かれてます。
インフルエンザウイルスは、人間に感染するウイルスを分けると3種類あり、A型・B型・C型と呼ばれてます。
ゾルフーザはA型・B型に対しての治療薬であり、C型と書かれていない、近年日本全国に猛威を振るっているのはA型とB型ですから問題ないですね。
3種のインフルエンザ特徴を調べてみます。
A型インフルエンザ
感染したものの体内でどんどんと進化するので、新型のウイルスが次々にできてしまう。
そのため、ワクチンの予測も立てにくいそうです。
「鳥インフルエンザ」「豚インフルエンザ」もA型インフルエンザに含まれるそうです。
A型のウイルスは144種類と多く、ウイルス変異もしやすく、流行は12月~3月。
テレビ等で言われている「A/H1N1」「A/H3N2」と「新型インフルエンザ」というセリフがA型に分類されてます。
38℃以上の高熱
頭痛・全身倦怠感・悪寒・寒気・のどの痛み・関節痛・筋肉痛
1~2歳の乳幼児、高齢者は合併症に注意が必要と言われてます。
肺炎・呼吸系の合併、脳炎・脳症の合併症
気管支炎や中耳炎、副鼻腔炎、関節炎、急性胃腸炎、心筋炎
B型インフルエンザ
近年は毎年流行しています。
A型と違い人のみ感染。(A型=人・鳥・豚・馬)
風邪やノロウイルスと間違えやすいので注意が必要です。
ウイルスには、「ビクトリア型」と「山形型」の2種類が存在。
B型のウイルスは2種類、ウイルス変異はあまりしない、流行は2月~3月。
症状:微熱・下痢・おう吐(人と人の間でしか感染しない)
C型インフルエンザ
A・B型よりも比較的軽い症状で鼻かぜに似ている。
大人は免疫を持っているため、感染しにくい、子供が中心の感染者。
かかるのは4歳以下の幼児
インフルエンザとしても軽症ですむことが多い
C型のウイルスは1種類、ウイルス変異はほとんどしない、流行は通年。
鼻水・鼻づまり・くしゃみ・咳・のどの痛み・微熱
A型と同じく2歳以下の乳幼児は、重症化に注意するよう記載されてます。
重症化した場合、高熱・おう吐・下痢・腹痛・発疹。
C型ウイルスは1種類のため一度感染すれば免疫がつき、ウイルスの形が変異することがない限り、「再び感染するこはない」といわれてます。
インフルエンザA・B・C型とお伝えしましたが、感染力・重症化を比べると(A>B>C)となります。
インフルエンザC型は、乳幼児(子供が主な感染者)以外の方は、しらないうちにすでに感染しており免疫がついているかもしれません。
再び感染する恐れがないC型、やはり今後気にするのは、A型とB型となるはずです。
今回開発された「ゾフルーザ」は、A・B型のインフルエンザ用ですから期待されるわけですね。
ゾフルーザは従来薬とどれくらい違うのでしょうか?
インフルエンザウイルスは、人間の粘膜に入り込むと、1日で100万倍増えるそうです。
従来薬は、「ノイラミニダーゼ阻害剤」といい、細胞内で増えたウイルスが細胞から外へ出るのを防ぐことで感染を抑え、広がりをふせぐもの。
ゾフルーザは、「キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害剤」といい、細胞内でウイルスが増えないようにする働きがある。
細胞内でウイルスが増えない働きがあるため、服用が1回だけですむのです。
効果は、従来品と比べウイルスが消えるまでの時間が早い。
2016年~2017年にかけて、12~64歳のインフルエンザ患者約1440人を対象にした最終段階の臨床試験(第三相試験)で、薬の効果や副作用を検証した記事がありました。
インフルエンザの症状が出ている期間は「53.7時間」ゾフルーザ・従来品とも同じ程度、ウイルスが消えるまでの時間は、「ゾフルーザ:24.0時間」、「従来品:72.0時間」と効果と治る時間が早いことが結果となりました。
と言うことは、
従来品:53.7時間+72.0時間=125.7
125.7時間÷24時間=5.2375日=約6日
ゾルフーザ:53.7+24.0=77.7
77.7÷24=3.2375日=約4日
今まで、6~7日間の休養が必要だったインフルエンザでしたが、新薬では4日で完治し5日目には通学・出勤できるのかもしれません。
ウイルスが早く消えることで、感染力も減り、集団感染・学級閉鎖など全国展開するインフルエンザは今後は抑えられる方向になるかもしれません。
また、鳥インフルエンザ「H5N1」「H7N9」も実験段階ですが、効果があるようです。
大きな穴に袋詰めしされた鳥さんたちを見ると、残念でしたが、今後は変わるかもしれないことに期待しましょう。
何歳から「ゾルフーザ」服用できるの・発売日?
お医者さんの判断だと思いますが、体重が10Kg以上であれば子どもでも飲めます。
発売日は、2018年3月中、インフルエンザ流行を考えると2018年12月から始まる、ちょうど生産とか間に合うようですね。
ワクチン接種は必要なのか?
ゾフルーザは予防で服用できない投薬のため、ワクチン等の予防接種は受けなくてもよいらしいです。
従来品よりも効果があるゾルフーザは、インフルエンザになっても服用すれば少ない日数で完治する効果があるためといわれてます。
副作用!
薬ですから、少なからず副作用は『ある』ということ。
ただ、情報がありません(2018/3/8)
使用した患者例ですと、下痢の症状(2.0%以下)が主な症状だそうです。
今の段階では、異常行動を起こす症状はない。
副作用・安全性は、今後の話題になるかもしれません。
ゾフルーザ:名前の由来
名前の由来がおもしろかったので、掲載します。
ゾフルーザ=XOFLUZA(英語表記)
インフルエンザ=influenza(英語表記)
ノックアウト=XO
もうおわかりだと思います、「XO FLU ZA」を混ぜたものでした。
名前の覚え方(私なりに、漫画:ド●●●ボール)
ゾクッとするフルーザーでしょうか。
保険適応なのか
厚生労働省の諮問機関、中央社会保険医療協議会は、2018年3月7日塩野義製薬が開発するインフルエンザの治療薬「ゾフルーザ」について、14日からの保険適用を了承したので、保険適応です。
価格は(20mg×1):約2400円。
40Kg~60Kgの大人:20mg×2錠=4,800円
私たち患者は1~3割負担することになります。
以上、新薬「ゾフルーザ」についてまとめてみました、今後のインフルエンザ救世主になるのか?なるはずです。
Q&Aを見たら、やはり副作用が心配というコメントが多かったです。
私も副作用の部分につていは、今一度調べてみようと思っております。
鳥にも人間ににも効く救世主になるのか、期待したい考えでおります。
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