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ねじが緩みガタガタしているので工具を使い元に戻したい、螺子(ネジ)が汚れているので交換したい、ネジを違うネジに交換したい、でもどれを選んで購入すればわからない方、必見ですので読んでいただければどれを購入すべきか理解できると思います。
ここでご説明するのはプラスドライバー先端が(+)の形、ネジの表面が(+)窪んでいる形です。
ドライバーにも2種類あります、プラスドライバ(+)、マイナスドライバー(-)先端部分が(+)(-)となっております。
ほとんどの製品を固定しているのが、プラスドライバーを使うネジタイプです。
ネジの表面を見てみると、(+)が見え、窪んでいます、プラスドライバーでその窪みにあてがい回すと締めたり、緩めたりができます。
マイナスドライバーは、ネジの表面が(-)と窪んでおりますので、マイナスドライバーをあてがい回すと締めたり、緩めたりすることができます。
でも、マイナスドライバーを使用する頻度は、現在あまりないようです。
あえて思いつくマイナスドライバーといえば、トイレのウォシュレット交換の時に水の出を止める止水栓でしょうか、ウォシュレットの配管部分の受口を見れば、(-)の形、止水栓がわかると思います。
日常生活ではプラスドライバーが主体となり物の固定に(+)用のネジが使われておりますので、プラスドライバーについて説明してゆきたいと思います。
プラスドライバーを知る
サイズと分類
表題で掲げたように、4種類を知り、そのネジに合うプラスドライバーを使えば一般家庭で止めてある(+)ビスは緩め、まし締め、交換できるはずです。
プラスドライバー4種類。
1、No0:プラスドライバー(使用頻度3位)
精密ドライバーというものです、例えばメガネのフレームの緩み、まし締めなどに使うドライバーの先端(+)が細く小さいタイプです。
落としてしまったら見つけにくいネジ。
2、No1:プラスドライバー(使用頻度2位)
小物の固定に使われております、精密ドライバーに比べて先端(+)が大きいです。ネジも小ぶりのサイズです。
落としてしまったらやや見つけにくいネジ。
3、No2:プラスドライバー(使用頻度1位)
一般に使われているものほとんどが、このNo2ドライバーです、ネジの大きさも普通というサイズ。
落としても見つかりやすいサイズです。
4、No3:プラスドライバー(使用頻度4位)
大きめの固定に使われております。ネジも大きく(+)の表面はでかいです。
落としても見つかりますが、床がフローリングだと傷つくかもしれないネジのサイズとなります。
使用頻度を勝ってながら1位~4位順位つけてみました。
プラスドライバーは、No0~No3の4種類、ネジの大きさによってプラスドライバーを使いわけることがご理解できればよいと思います。
画像でご案内
上記画像よりご案内します。
左からNo0のサイズ:プラスドライバー(精密ドライバー)
左から2番目がNo1のサイズ:プラスドライバー(次に使う)
左から3番目がNo2のサイズ:プラスドライバー(一番使う)
左から4番目がNo3のサイズ:プラスドライバー(一番使わない)
(+)のサイズの大きさがわかると思います。
どれを購入したらよいのか
No1とNo2のプラスドライバーがあればよいと思います。
一般家庭内の止めてあるネジは、おおむね№1と№2のプラスドライバーを使えば、緩めたり締めたりできるはずです。
どこで販売しているのか
ホームセンターにゆけば、ズラリと並んでおりますので初めての方はどれを購入すればよいか迷います。
ホームセンターでは先端部分№0~№3まで数多く、豊富に品揃えになっています。
持ち手部分も色々と各メーカーによって違うので実際にさわり、自分の手にフィットするドライバーを選択すればよいです。
100円均一でも売られておりますが、№0~№3まで揃えるのは難しいかもしれません。
スーパー、デパートでも売られていますが、100円均一同様に全て揃えることは難しいです。
販売表示内容に注意
表示している部分をよく見てください。
「#0」「No0」「P.0」は同じものです。追加で表示で「-100」となっていれば、「0のドライバーで軸の長さ10cmサイズのドライバーとなるわけです。(持ち手の長さは含まない)
必ず先端番号が記載されていますので、間違いないようご注意下さい。
プラスドライバーはどちらに回す
時計の指針、秒針と同じ方向は右回り、ネジを締める方向になります。
逆に時計と逆方向に回すのは左回り、ネジを緩める方向になります。
使う時に注意してほしいこと
軽い気持ちでネジを回したときに起きるのが、「ネジの溝をつぶしてしまう」ことです。
「ねじ山をつぶしてしまった」とか表現はありますが、同じ意味です。
画像(左):ねじ山をつぶしてしまったネジ、(右側)通常のネジ、どちらも同じビスです。
ネジの部分をつぶしてしまうと、プラスドライバーを溝にあてて回しても空回りしネジは動きません。
恐ろしい状態となってしまったのです。
そうなると、そのネジは役目を果たすことができなくなり、外すことになります。
外す方法はいくつかありますが、それだけで作業時間を何倍も費やすことになります。
そうならないように、注意点を掲げておきます。
1、ネジにあったプラスドライバーを必ず使うこと。
ネジにあわず使うと、ねじ山をつぶすことになります。
2、ドライバーは、前に押しながら右回り(締める)、前に押しながら左回り(緩める)ことです。
ポイントは「押しながら」が重要ポイントです。
「押しながらの力:7」「回す力:3」ぐらいの力加減です。
押すという動作で、ドライバーとネジのすき間を無くし、密着させ力を左右に分散させないこととなるわけです。
緩める場合の力加減として、ずーッと力を入れるのではなく、最初に押しなが力を入れ0.5~1ミリでもネジが緩めば、少し力を緩める、どんどんと回れば力はいらないので、力がいらない手回しでネジを外すことができます。
この力加減が重要です、この力加減は言葉では表現しずらいので、一度何かでテストしておいたほうがよいでしょう。締めたり、緩めたりを繰り返すことで、力加減が体に染みつくと思います。
ネジを駄目にする、「ネジの溝をつぶす」「ねじ山をつぶす」は絶対に避けなければいけません。
あと、押しながらできない場合は、ドライバーを持っていない手で物を支え、自分の体方向に力を入れながら、押しながら回せばクリアできるはずです。
どうしてもネジが緩まないとき
どうしてもネジが固く緩まないときは、ネジとベース部分の間にCRC-556をシュッとかけます。
しばらくしてからもう一度かけます。(部品や物によっては使えないケースもあります)
これで緩むこともあります。
それ以外ですと、ネジザウルス、ハンマーを使って叩いて緩ませる、ドリルを使ってと様々な方法がありますがここでは省略させていただきます。
おわりに
プラスドライバーを選ぶのは、No2が主軸、No1ドライバーを購入することで一般家庭のビスなら対応できます。
4種類のドライバーの使い分けも理解されたと思います。
それ以外にも、特殊なドライバーは数多くありますが、専門的分野で使う工具なので一般向きではありません。
ネジの溝をつぶさないこと、ねじ山をつぶさないこと、を理解し力配分も理解して下さい。
そうすれば、ホームセンターに売っているカラーBOXなどを組み立てることも可能です。
木材をホームセンターでカットさえしてくれば、世界で一つの収納BOX作りも夢ではありません。
よいDIY生活、修繕、加工を願っております。
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