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スキムミルクは、脱脂粉乳のこと、牛乳から脂肪分を除いた脱脂乳を粉末状に乾燥させたものですが、災害時には栄養源になるはずです。
ダイエットや期待できる効果もあるので、日常で飲まれ、災害時にも役立つ補給源と思います。
前回の3日間生き延びる記事には、「豆乳」と記載しましたが、液体パックだと移動が必要な場合は重量、漏れと問題が発生しやすいと思うのです。
スキムミルク(粉状)であれば、アルミパック式なので移動時には大変便利だと思ったからです。
栄養成分はこれから調べますが、豆乳とスキムミルクの組合せで災害備蓄用品の中に入れてもよいのか?本当に必要なのか調べてみました。
スキムミルク
スキムミルクとは
生乳や牛乳の脂肪や水分を取った溶けやすい粉末状にした白い粉(脱脂粉乳)、栄養が豊富なので、戦後の学校給食などでも使用されました。以前より味はまずくはなくなりました。
1957年には日本でも生産され、その後著しく消費が伸び、良質のタンパク質、カルシウム、リン、ビタミンB1、B2に富み、成長期の子供、脂肪を避けたい壮年期に適し、美容食としても最適で、料理、菓子、飲料の材料として広く利用されています。
一般的な価格は200gで400円程度。
開封をしなければ、賞味期限は製造日から1年のものが多い。(直射日光・高温多湿をさけて保存)
牛乳よりも安価で長期保存が利く。
栄養豊富でローカロリーなので、ダイエット効果が期待できる。
(これは災害時に使えるかもしれないと思った事柄です。)
スキムミルクの特徴
スキムミルクの特徴は、たんぱく質が多く、カルシウムが豊富、カロリーが低いのが特徴。
たんぱく質:筋肉や血液のもととなる細胞の主成分であり、不足すると身体の機能が低下すると言われてます。
カルシウム:骨や歯の主成分・筋肉の収縮や血液凝固・神経の情報伝達に関係する働き。不足しがちになると骨粗しょう症などのリスクが発生すると言われてます。
栄養成分
【雪印 北海道スキムミルク】(100g当たり)
エネルギー357kcal、たんぱく質36.3g、脂質0.6g、炭水課物51.5g、ナトリウム450mg、カルシウム1200mg、食塩相当量1.1g
その他、よつ葉スキムミルク、森永スキムミルクの製造メーカーがありますが成分内容はほとんどかわりません。
・牛乳として飲む場合は、水90mlとスキムミルク10gを加えて混ぜるだけで牛乳100mlに相当する量が作れます。
(これは災害時に使えるかもしれないと思った事柄です。)
スキムミルクの効果
▼摂取カロリーが抑えられる(牛乳200mlに対しスキムミルク20g)=ダイエット効果。
比較 | カロリー | たんぱく質 | 脂質 |
スキムミルク | 71.4Kcal | 7.26g | 0.12g |
牛乳 | 134Kcal | 6.6g | 7.6g |
▼腹持ちがよい。
動物の乳に含まれる成分、乳糖(ラクトース)が入っている。(乳糖は、水を含むと膨れる特徴)
体内に入ると膨張し、腹持ちが良くなります。
▼基礎代謝量がアップする。
タンパク質が不足してしまうことで基礎代謝量が低下、タンパク質は、肌ツヤや髪質、美しい爪をサポートし、筋肉量を増やして基礎代謝量をアップさせる働きがあると言われてます。
▼脂肪がつきにくくなるそうです。
カルシウムは、歯や骨を丈夫にしますが、実は脂肪がつきにくくなるという効果もあるそうで、研究報告もされています。
スキムミルクどのような味
スキムミルクも、元々は牛乳から作られています。
水分を加えれば牛乳に近い飲み物になるんですが、製造過程で脂肪分をとりのぞいているため無脂肪牛乳に近い感じの味わいです。
スキムミルク注意すること
飲まれて、お腹が緩くなりやすかったり、下痢をしてしまったりする方は注意が必要です。
乳糖不耐症という、乳糖を消化する能力が低い可能性がありので、少量から試すことをオススメします。
スキムミルクが危険と言われている理由
1、乳牛からたくさんの牛乳を搾るために、多くの農家で牛にホルモン剤を投与(継続投与)していることで、牛が感染症を起こし、乳房に炎症を起こしたり膿が出る、炎症を抑えるため抗生物質を投与、結果、抗生物質が牛乳に残留すると危険性を言われてます。
2、牛の飼料として広く使われているものは、アメリカからの輸入されたもので、ほとんどが遺伝子組み換えされた植物だからと言われてます。(牧草)
3、東日本大震災の際に起きた福島での原発事故により、セシウムやストロンチウム、ヨウ素はその性質上、加工時に脱脂粉乳に濃縮された形で残ってしまうと言われています。
調べてみますとおおむねこの3つが危険と言われている要因と思われます。
おわりに
災害時には一袋でも準備しておきたいスキムミルク、危険と言われていても毎日摂らなければ問題はないと思います。
私も毎日ではないですが、スキムミルク飲用しています。(牛乳は飲んでおりません)
災害時、栄養源の一つとして準備していてもよい一品だと思います。(かさばらない、持ち運びやすい、軽い)
災害時、水とお湯しかない状況を想定すれば、栄養源の確保として必要だと思います。
下記にも災害時に理解しておくと便利な記事がありますので、よかったらご参照ください。
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2017年 11月 12日トラックバック:2018年厄年 早見表 | Tami(多観)
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