箱根駅伝全国大会 全国化での賛否両論 創立100年記念は2020年 第100回箱根駅伝は2024年全国化
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2024年から箱根駅伝が全国化が噂されております。
1920年(大正9)に始まり、関東学生陸上競技連盟に所属する大学によって争われる箱根駅伝が、100年を過ぎたところで幕を閉じ、新しい駅伝(全国化)に生まれ変わるようです。
エーと思う方、今まで全国区じゃなかったの?と思われる方、それぞれ思われていると思いますが、関東では、お正月の定番「箱根駅伝」の基準がどうやら私たちの知らない水面下で動いているようです。
関東学生陸上競技連盟は、(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県)に本部を置く大学・大学院・短期大学及び高等専門学校が公認している陸上競技関連の競技部で構成されているスポーツ団体の主催である。
どんなに九州、関西、東北でも有名な大学は、この関東学生陸上競技連盟に入っていなければ、箱根駅伝(正式名称:東京箱根間往復大学駅伝競走)には参加できないことであったが、2024年に全国化が進み、関東以外でも参加できるようである。
1920年、2月14(土)・15日に第1回箱根駅伝が行われ、14日13:00スタート、15日7:00スタート。
出場校は東京高等師範学校(現・筑波大学)、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学の4校であった。
(関東の多くの大学・師範学校・旧制専門学校に参加を呼び掛けるが、長距離選手を10人揃えられる学校は少なかったため)
2018年、1月、2・3日、第094回箱根駅伝。(予定)
2019年、1月、2・3日、第095回箱根駅伝。(予定)
2020年、1月、2・3日、第096回箱根駅伝。(創立100年記念)
2024年、1月、2・3日、第100回箱根駅伝。(記念大会)
この誤差は、箱根駅伝が過去5回大会中止となったためである。
1回目、1941年(昭和16)第二次世界大戦の激化により、東海道・箱根路の使用が禁止。
2回目、1942年(昭和17)戦時命令により。
3~5回目、1944.1945.1946(昭和19~21)、戦況激化により。
2020年は創立100年記念と東京オリンピックが控える年、2024年は第100回箱根駅伝となり、どちらも出場校も増え盛大になること間違いなしだと思っていましたが、2024年第100回の箱根駅伝で、全国区となる記事を見て、どうなるの?箱根駅伝、賛否両論をまとめてみました。
箱根駅伝
全国区大会の記事内容
スポーツ誌でも、2017年11月7日の記載されていた。(日刊スポーツ)
2024年1月の箱根駅伝で全国化を検討していることが6日、分かった。
前年秋の予選会に一定のタイムの基準を満たせば、関東地区以外の大学も出場できる案が出ているという。
本選もオープン参加でなく、正式な記録を認め、記念大会以降も同様の形式とする可能性もある。今後の議論次第だが、正月の風物詩は全国に門戸が開かれる。
視聴率によるもの?
2001年(第77回)箱根駅伝から2017年(第93回)までの視聴率を調べてみると、最低23.7%。最高31.5%と高視聴率。
これだけの高視聴率は、関東だけ、他は正月放送されていない。
これを全国区にすれば、更なる高視聴率が得られるため全国区へ門出を開いたのか?と疑われてもしかたないと思います。
学生3大駅伝の一つだが箱根駅伝だけ地方大会
学生3大駅伝
・出雲全日本大学選抜駅伝競走。(出雲駅伝)
・全日本大学駅伝対校選手権大会。(全日本駅伝)
・東京箱根 間往復大学駅伝競走。(箱根駅伝)
出雲駅伝と全日本駅伝は(全国大会)、全国に門戸を開いているのですが、箱根駅伝に出場できるのは関東の大学だけです。
箱根駅伝は(地方大会)、関東学生陸上競技連盟が主催し読売新聞社が共催している。
ローカル大会が一番人気が出てしまったため?
全国の有望高校生がこぞって関東を目指すようになったため?
関東と他地域とのレベルの差は広がるいっぽになったため?
ただ、全国区になれば、10名以上の選手を育てられるのか?
今後の全国区選抜方法
現時点での選抜方法は、まず2023年の予選会に関東以外の大学を参加させ、一定の条件をクリアすれば本戦に進めるという方式。
各校10~12人が一斉に20キロを走り、上位10人の合計タイムで競う方式。
2017年では、予選会に49校が参加しており、これから全国区になれば更に参加人数も増えるため、安全面にも気を配る必要が更に増えるはずです。
賛否両論
関東側から
箱根駅伝のPR効果は抜群のため、関東の大学が積極的に賛成するとも思えない。
有望高校生が関東の大学をを目指すままでよい。
「真の学生日本一を決める大会となり、より箱根駅伝の価値が高まる。また戦力分散による競技レベル向上が期待できる」(東京・40代女性)「日刊スポーツ」。
「関東ばかりでは面白くない。郷土色があった方がいい」(神奈川・60代男性)「日刊スポーツ」。
その他側から
全国の有望高校生を確保が可能。
関東集中を打破。
大学レベルの向上。
「全国化して地方の大学を応援したい。視聴率も上がるのでは?」(熊本・50代男性)「日刊スポーツ」。
「大学3大駅伝と銘打っているのであれば、関東の地方大会でとどまるべきではない」(山口・60代男性)「日刊スポーツ」。
運営側から
交通整理を担当する警察サイドがどう示すのか。
メディア側から、メディアに対して
2017年11月8日日刊スポーツでは、全国化65.6%賛成、反対30.5%、その他3.9%の集計。
関東学連の大会でしかないのに、毎年マスコミがあおり立て、さも駅伝の最高峰かのように祭り上げた結果が強固な関東一極集中。全日本大学駅伝の強豪校がどれだけ関東の大学に学生を奪われたか、この罪は大きい。「BIGLOBEニュース」。
東海大学は全国にあるので既に全国大会と思って応援していた。「BIGLOBEニュース」。
おわりに
やはり、課題はいくつもあるようです。
どうなるのでしょう、箱根駅伝。
選手の真っ直ぐに進む姿、想い、2024年から別の角度から見ることになるのでしょうか?
今までの伝統が霞まないように願うばかりです。
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